#いはぬをしたふ……★☆ をのづから いはぬをしたふ 人やあると やすらふほどに としのくれぬる: 西行 : 歌意:こちらから何も言わなくても慕ってくれる人もあるかと、ためらっているうちに年が暮れてしまいました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #新古今和歌集 第六巻より■□■
みんなぁ、元気ぃ~?
読み方やでぇ~
おのつから いはぬをしたふ ひとやあると やすらふほとに としのくれぬる
みなさん、お元気?
いよいよ年末、今年も押し迫ってきましたね。
ホンマ!大掃除やらおせち作りやら忙しいわぁ!
年賀状も書かなアカンし!
でも、西行さんも年賀状出してないんや!
ん~、まぁ、年賀状かどうかはわからないけど、枕詞に「歳暮に、人につかはしける」とあるから、親しい人に挨拶したのね。
いはぬをしたふ(言はぬを慕ふ)=は何も言わなくても慕ってくれるって意味ね。
やすらふ(休らふ)ほどに=はためらうとか躊躇(ちゆうちよ)する、の意味ね。
ウチにもおるわ。
親しいからなんも言わんでもいつでもランチとかに誘えると思っているうちに年末になってしもた友達がいっぱい。
1年は早いわぁ~。
そうね。なんだかアッと言う間ね。
それでは、私たちも、皆様にご挨拶しましょう。
今年も大変お世話になりました。
新しい年が、皆にとってさらに幸せで充実した年になりますように。
来年も私たち、そして「言の葉花壇」をよろしくお願いします!