#真神の原に……★☆ 大口の 真神の原に 降る雪は いたくな降りそ 家もあらなくに: 舎人娘子 : 歌意:大口の里の眞神の原に降る雪はそんなにひどく降らないで。あたりには家もないのだから。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #万葉集 第八巻より■□■
みんなぁ、元気ぃ~?
読み方やでぇ~
おほくちの まかみのはらに ふるゆきは いたくなふりそ いへもあらなくに
みなさん、お元気?
真神(まがみ)=はオオカミのことよ。オオカミを神格化してこう言うのね。
そして大口(おおぐち)=は真神にかかる枕詞。オオカミは口が大きいので大口ね。
大口の真神の原=はオオカミの生息する野原のことね。
いたくな=はひどく~~するなと禁止の意味ね。
きっと、舎人娘子は雪の日にご主人様のお供かお使いで大口の真神の原を通らなければならないことがあったのね。
うわぁwww怖いなぁ!
大雪や吹雪の日にオオカミの出る野原を通らなあかんなんて!
しかも、雨宿りじゃなくて雪宿りして身を隠す場所も人家もないなんて!
ウチなんか怖くて、足がすくんで歩かれへんようになって凍えてしまいそうや。
こうやって、声に出して歌にして、神様にお祈りして無事に通してもらうことしかでけへんわ。
みんなぁ~!今でも大雪や吹雪の日には不要不急の外出は辞めとこや。
ほんま!雪国の人は気いつけて過ごしてや!!!