#稲つけば……★☆ 稲つけば かかる我が手を 今夜もか 殿の若子が 取りて嘆かむ: 詠み人知らず : 歌意:稲をついてあかぎれができる私の手を今夜もお屋敷の若樣が、かわいそうだと手にとって嘆いてくださることだろう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #万葉集 第十四巻より■□■
みんなぁ、元気ぃ~?
みなさん、お元気?
読み方やでぇ~
いねつけば かかるあがてを こよひもか とののわくごが とりてなげかむ
稲つけば=稲をついて精米することやで。
かかる(皹)我が手=手の皮が破れ裂ける。あかぎれになる。また、ひびがきれるって言うことなんやて。
それにしても、いやぁ~、シンデレラストーリーやんかぁ!
身分違いの恋!ええなぁ~。女子のあこがれや!
フフフ、羨ましい?
でもね、全く違うのよ。
えっ?違う?どういう事?
これは、労働歌で、稲刈り、精米と田んぼで過酷な労働している若い女子たちの願望なのよ。
こんなに辛い農作業でもこんな素敵なことがあったらどうする?ねぇ、どうする?的なね。
きゃぁー、そうなんや。
昔の人々はこんな想像をしながら辛い農作業をちょっとでも楽しくしてたんやね。
そっか!ウチはてっきり、本当に若様と恋人どうしかと思ったわ。
もし、違って想像やとしても、なんか、女子たちが、キャーキャー言いなiがら農作業してる様子が目に浮かぶわ。
いつの時代も女子たちはにぎやかで明るいんや!