異教の地「日本」 ~二つの愛する”J”のために!

言論宗教の自由が保障され、ひとりひとりの人権が尊ばれ、共に生きることを喜ぶ、愛すべき日本の地であることを願う。

【安倍政権の報道圧力】放送法を正しく解釈したら、放送法違反は安倍政権側の方だったという話

2015-11-28 23:18:48 | 報道

お役立ち情報の杜(もり)

http://useful-info.com/broadcast-law-violation-abe-administrationより転載

【安倍政権の報道圧力】放送法を正しく解釈したら、放送法違反は安倍政権側の方だったという話


写真(意見広告で非難された毎日新聞編集委員の岸井成格氏) 出典:Everyone says I love you !
写真(意見広告で非難された毎日新聞編集委員の岸井成格氏) 出典:Everyone says I love you !


 冒頭の写真左側は、読売新聞と産経新聞が掲載した意見広告です。大きな目玉が印象的です。安保法制やそれに関連する政治の動きに批判的発言をしている岸井成格氏に対して、放送法違反だと非難しています。

 岸井成格氏は本当に、放送法違反と言われるような行為を行ったのでしょうか?少し考えてみたいと思います。

 まずは日本国憲法の第21条を以下に記します。

1.集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2.検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

 表現が不自由な社会では民主主義が成り立ちませんから、非常に重要な条文です。統治権力側はこの第21条の理念を遵守しつつ、放送法を制定しました

それでは、放送法の第1条を以下に記します。

第一条  この法律は、次に掲げる原則に従つて、放送を公共の福祉に適合するように規律し、その健全な発達を図ることを目的とする。
一  放送が国民に最大限に普及されて、その効用をもたらすことを保障すること。
二  放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによつて、放送による表現の自由を確保すること。
三  放送に携わる者の職責を明らかにすることによつて、放送が健全な民主主義の発達に資するようにすること。

 第一条の2項を解り易く言い換えると、「特定の政党や権力者が、事実の隠蔽・歪曲をするために放送事業者へ圧力をかけてはならない」、となります。放送事業者ではなく統治権力に対する牽制といえます。

 続いて、放送法第3条と4条を記します。

(放送番組編集の自由)
第三条  放送番組は、法律に定める権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない。

(国内放送等の放送番組の編集等)
第四条  放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
一  公安及び善良な風俗を害しないこと。
二  政治的に公平であること。
三  報道は事実をまげないですること。
四  意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。

 「圧倒的に強い権力をもつ与党だけでなく、野党の反対意見も取り上げること」「権力側にとって都合の悪い事実であっても、きちんと取り上げること」、と解釈できます。

 従って、立憲主義や民主主義を破壊する安保法制関連の動きを厳しく批判している岸井成格氏の報道姿勢は極めてまっとうなものです。放送法違反ではありません。

写真(岸井成格氏) 出典:TBS
写真(岸井成格氏) 出典:TBS

 しかし、安倍政権にとって岸井成格氏の存在はとても目障りです。テレビは大衆の意見形成に大きな影響力をもっているので、岸井氏をこのまま放置しておくと安倍政権の支持率が下がる恐れがあります。政治的無関心層に問題意識を持たせ、投票率が上がってしまうかもしれません。2016年には国政選挙が予定されており、安倍政権はとても神経質になっているのです。

 実質的には脆弱な権力基盤しかもたない安倍政権は、苦し紛れに放送法4条を次のように解釈することにしました。

「総務大臣は放送¬局に対して行政指導する権限があることを、放送法は認めている」

 実際に2015年11月10日の衆議院予算委員会で、高市総務相と安倍晋三首相は、上記のように解釈していることを明らかにしています。しかし、この解釈は間違っています。なぜならば、仮に正しいとすれば、放送法自体が日本国憲法第21条に違反していることになるからです。

 もう一度、日本国憲法第21条を記します。

1.集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2.検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

 放送法は、この理念に沿うように制定されており、違憲の法律ではありません。従って、高市総務相と安倍晋三首相の放送法解釈は間違っています。「総務大臣は放送¬局に対して行政指導する権限があることを、放送法は認めている」という間違った解釈を根拠にして、様々な報道圧力を安倍政権は繰り返してきました。冒頭写真の意見広告はその一環です。

 別に難しい理屈ではありません。安倍政権から報道圧力を受けている大手メディアは、当然、安倍政権の放送法違反行為を理解しているのですが、なぜか抗議をしようとしません。いくらサラリーマン経営者とはいえ、ジャーナリストとしての矜持をカケラも持っていないのは情けない限りです。自分たちはただの情報産業です、と認めているようなものです。独裁政権の意に沿わない報道を避けているならば存在価値はありません。

写真(ジョージ・オーウェルの名言) 出典:不明写真(ジョージ・オーウェルの名言) 出典:不明

参考リンク:

<!-- 安倍政権の放送法の解釈は間違っている -->

私達は、政治家に対し「放送法」の遵守を求めます!!(報道への介入をやめて下さい)

以上

 

 


【必読】川内原発が危険!手遅れになる前に・・Save Kids Japan(竹野内真理)

2015-11-28 22:52:01 | 福島、原発

Save Kids Japan
http://savekidsjapan.blogspot.jp/ より転載/引用(英字は略)

by Japanese journalist, Mari Takenouchi ジャーナリスト竹野内真理のバイリンガル・ブログ Looking for foreign lawyers, journalists and media where I can write海外の弁護士、ジャーナリスト、また私に書かせてくれる媒体を探しています。mariscontact@gmail.com

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2014/03/20 に公開
<!-- 鹿児島の川内原発の再稼働を阻止しよう!~竹野内真理ファイルより  2014/03/20 に公開 -->

2015年11月14日土曜日

川内原発が危険!手遅れになる前に・・


驚愕!40年来反原発の地質学者、生越忠氏も、川内原発反対運動で、九電と受益者に大きな不安を掛けたと、自民党系で右翼とつながりのある井上正三なる人物から1976年に刑事告訴、最高検察庁が告訴を受理していた!(ただし起訴は免れたと言います。昔からやられていた手法なのです!)

原発建設前から、原発各地を訪れ、40年以上にわたり反対運動を続けてきた地質学者、生越忠氏著『悪用される科学』(1981年)より

 
私は生越忠氏の本はすべて復刻版を創るべきだと思います。
『開発と公害』シリーズ(自費出版で100冊以上ある)なども秀逸です。
原発建設前から各地の地質調査をした反原発地質学者は彼だけです!
 
  • 現地調査に臨んだところ、川内原発の原子炉設置予定地の地盤は、断層や節理でずたずたに切られた、傷だらけのもの

  • 1965年にこの地域一帯の地質調査をした鹿児島県が、地盤を安定したものと見せかけるため、中生層を古期岩層に塗り替え

  • 川内川筋に存在すると推定されていた大断層を抹殺

  • 九電の下請け業者がボーリング・コアの差し替えという恐るべき行為を続けていたことが、内部告発によってわかった。「私や他の作業員、現場監督などが、何回もコアを差し換えた。差し替えは公然と行われていた」

  • ところがボーリングコア差し替え事件を、九州大学生産科学研究所の山崎達雄教授がごまかしてしまった!)

  • 当時、鹿児島大学理学部地学科の露木利貞教授に公開質問するも、露木教授は逃げ回った。


以下は『開発と公害』第87号より(1999年9月)




 

より簡単に理解したい方は、竹野内真理のこちらの動画を!


  • 鹿児島の中心街は川内原発からたった44km
  • 現地調査を建設前の1975年に行った生越氏は、 敷地の一部および周辺の平山溶岩に顕著な断層粘土を伴った大規模活断層ありと主張したが、九電は無視。
  • 川内原発の敷地の一部を含む南九州地方の新第三世紀末ないし第四紀古期の火山岩類に断層で切られている部分があることは、以前から公知の事実で文献も発行されている。ところが、これも九電も国も無視。
  • 1979年の着工前であった、1977年、村山喜一衆議院議員からの質問に、国は断層の存在は認めつつも、問題にならないと国会答弁。
  • 1997年、2回にわたり「鹿児島県北西部の地震」が発生。一回目はM=6.5(深さ12km)で震度5強、二回目はM=6.3(深さ9km)で震度は6弱。 →それでも川内原発は止まらなかった!(より地震規模が大きく、震央距離が川内原発に近く、震源深さがより浅ければ、重大事故が起きていた可能性。)
  • 1997年地震は、プレート間地震でもなく、海洋プレート内地震でもなく、大陸プレート内の潜在活断層の再活動によっておこった活断層地震であることは確か。
  • ところが、97年の地震では活断層もリニアメントも見られなかった。つまり同地域には潜在的に断層が存在。
  • ただし、上記活断層はボーリング調査(せいぜい深さ3km)で分かる範囲ではない。九電は「活断層の存在がわかっていない」というべきところを、「活断層は存在していないことが分かった」とすり替えた。
  • 1997年地震の後に、非常に余震が多かった。(断層や節理が多い地層なので、蓄積されていたひずみエネルギーが一挙に放出されなかった可能性)
  • 佛像構造線が川内原発の敷地の製法を通っているので、延岡ー紫尾山構造線の南方延長部が、もし、川内川河口の左岸付近にまで及んでいるとすると、その位置は、佛像構造線の東方、つまり川内原発の敷地内または近傍になり、内陸直下型の大陸プレート内地震が発生する可能性が多分にある。
  • すべての原発に言えることだが、原発の支持基盤が地震断層の出現によって変位・変形することがあり得るのに、これを原発の耐震設計では考慮していない。
  • 建築物の固有周期と支持基盤の固有周期が似通っていて共振現象を起こすと、より大きな被害をこうむる。剛性の強い原子炉施設は、震央距離が短い大陸プレート内地震が起こった場合に共振現象を引き起こす恐れがある。
  • 1978年9月29日、活断層の定義を50万年前以降に動いたものから5万年前以降にしてしまった。(現在は40万年前以降)
  • 施設の基礎岩盤に変位・変形が生じた場合は、たとえ施設をいかほど頑丈に作ったとしても、被害の発生が防止できなくなる恐れがある。原発は、基礎岩盤が破壊されることはないという誤った前提に立っている。
  • 九電は海洋プレート内地震を全く無視している。1909年の宮崎県西部の地震はM=7.6、深さ約150kmのユーラシアプレートとその下に沈み込んでいるフィリピン海プレート内の地震。震央位置は、宮崎・熊本両県境にある市房山付近で、川内原発に近い延岡ー紫尾山構造線が走っている。
  • 海洋プレート内地震には、プレート間地震とほぼ同一の巨大地震もある。例:1911年喜界島近海の地震(M=8.0、深さ=100キロメートル)、1993年釧路沖地震(M=7.8、深さ101km)、1994年北海道東方沖地震(M=8.1、深さ23km)
  • 特に上記の海洋プレート内地震である、喜界島近海の地震では、震央位置がより北方で発生する可能性もあるのであり、その場合は川内原発の敷地の直下で、見かけ上は「内陸直下型地震」の形をとった海洋プレート内地震が発生することも皆無ではない。(ただし、電力会社は海洋プレート内地震を検討していない)
  • 地震が今まで起こっていないとされていた空白域でM=7.5を超える大地震、もしくはM=8.0前後という巨大地震が起こった例はある。
  • 川内原発に関しては、大地震の空白域であること、97年の中地震で活断層が存在することが明らかになったこと、そして九州電力が国内で最低基準の地震動を川内原発に適用してしまったことで、地震による危険度は高いと言える。

11月19日更新 Updated Nov 18, 2014


歴史的ともいえる、国家による無謀で人命にかかわる最悪の決断、川内原発再稼働が正式決定いたしました。

2015年から稼働する予定です。しかし川内原発は、以下の質問3以降に書きましたように、敷地の周囲に活断層があり、また地盤もボーリングコアの差し替えの内部告発もあった通り、劣悪な場所です。


建設前に現地入りした生越忠元和光大学教授は、この事実を拡散されたところ、ある自民党員から刑事告訴されたと言う経緯まであります。

90歳を過ぎた生越氏から竹野内は11月17日、手紙を受け取りました。


地盤問題や不当な刑事告訴事件がまるで知られないまま、川内原発が稼働されることを嘆いていらっしゃいました。また反原発団体の不勉強についても嘆いています。


どうかこのことを皆さん、広めて下さい。



*******************

7月12日追記:川内原発問題については私の「おかしな人々」や「竹野内真理ファイル」ブログにも掲載しています。
http://fukushimaworkerslist.blogspot.jp/2014/06/blog-post.html


******************


ボーリングコア差し替えの内部告発あり川内原発建設前から反対していた地質学者の生越忠氏も刑事告訴を受けていた!

 
 Mr. Sunao Ogose, anti-nuke geologist
 
 
新潟沖地震で柏崎原発が事故を起こす以前から活断層の存在を指摘、住民と原発反対裁判。
1995年の阪神淡路大震災も予測し、住民と地元で六甲ライナー反対の裁判を行っていた生越忠元和光大学教授。最も再稼働の可能性の高い川内原発も建設前から警鐘を鳴らす。
 
 
生越忠元和光大学、地質学教授
「開発公害研究資料・第四集」(1982年)より要約、抜粋


***川内原発建設前にボーリングコアの差し替え!***


「おかしいですねえ。ふしぎですねえ。これ、こんなにボロボロでしょ。断層や節理(ひび割れ)が縦横に入っていて、まるで寄木細工みたい。この地層は、原子炉設置場所の基礎岩盤と一連のものなんですけどね。九電は、地質上の問題はまったくないようにいっている。。。」

1975年、12月13日川内原発の反対派地元住民に招かれて地盤調査に入った生越忠氏。


すると同日、川内市寄田町の農業・中野近夫さんが、なんと、九電の下請けの会社でボーリングコアを差し替えたと内部告発をした!


翌14日、住民側は記者会見を開き、地元各紙はこの件を大きく報道。九電は否定しようとしたが、中野さんは「自分もやったし、他人もやった。やった証拠に、余ったコアを磨いて私の家の茶の間に飾ってあります」と明言。


この問題は1977年11月21日の参議院科学技術振興対策特別委員会にもちこまれたが、九電や山崎達夫九州大学教授らが「たとえボーリングコアの差し替えがあったとしても結論に影響を与えるようなものではない」と誤魔化した。(影響を与えないものなら初めから差し替えするはずがないのだが)



***地元の右翼から告発される*****


さて私は右のような差し替えの事実は地質学的にも証明できる旨を内外に説明したことを理由に川内市在住の井上正三なる右翼の人物(福田派の自民党員と言われる)から、九電に対する信用棄損・営業妨害の容疑で最高検察庁に告発された。

1976年1月29日付(偶然私がエートスから刑事告訴を受けたのも今年の1月29日!)の告発状は、その後、東京地方検察庁に回されたため、私は3回にわたって同検察庁の検事から取り調べを受けた。


しかし私は、ありもしないことをいいふらして故意に九電の信用を棄損したわけでも、九電の営業を妨害したわけでもないばかりか、コアの差し替えは正真正銘の事実であることが参議院で明らかにされたと言う事もあって、私に対する井上正三の告発は不発に終わった。

ところが井上は、生越氏が検事に「コアの差し替えの事実はなかったと釈明し、私の言動が行き過ぎであったことを私自身がみとめると共に、この件については、これ以上、井上と争う事はしないと言明した」とまるで正反対のことを宣伝していた。


さらに井上は、みずからが発行している『法律と鹿児島』紙で、生越氏のことを「私立も私立、それも名もない次第のインチキ学者」と誹謗中傷していた。




**御用学者の罪と無実の人間を殺人罪にまでしようとした東大名誉教授**

「真理の探究」という美名に隠れて、ある専門分野の学問の研究に、その道一筋にうちこんできたようなふりをしながら、大学教授などの地位を得た「学者」のなかには、実は学問を食い物にした権力のひもとしか言いようのないような人間が極めて多いこと、しかもこれらの「学者」が、反開発、反公害、反薬害などの闘争に関わる住民・市民を権力に売り渡すと言う卑劣な行為を進んで行っていたという例が少なからずあることが明らかにされた以上、反原発・反公害・反薬害などの闘争は、御用学者糾弾闘争へと必然的に発展していかざるを得なかったのである。


さらにここで指摘しておかなくてはならないことは、警察や司法権力に手を貸し、無実の人間を罪に陥れた極悪非道の御用学者が、とくに国家権力との癒着の強い一流有名国立大学の中に少なからずいると言う事である。


この種の御用学者のうち、もっとも悪質と言われている人は東大名誉教授で科学警察研究所長をも歴任したことのある古畑種基(故人)であるが、かれは弘前事件、島田事件、財田川事件などの冤罪事件で警察側あるいは検察側の鑑定に関わり、白を黒と言いくるめ、無実の人間が殺人罪の汚名を着せられると言う結果を招いた。



********************************
なお、この問題を含め、竹野内は法務省に3つの質問をしましたが、8月1日、法務省から回答できないという回答が来ました。

Including the Sendai NPP issue, I gave 3 questions to Ministry of Justice.  On August1, there was an answer from Ministry of Justice saying that they cannot answer the questions.

メール拝見させていただきました。
 個別の事件に係る弁護士や捜査機関に対するご意見をお寄せいただきましたが,
 法務省は捜査機関ではなく,また,警察や弁護士の監督官庁でもありませんことから,
 直接捜査することはできませんし,警察や弁護士に指導等を行うこともできませんことを
 ご理解願います。
 この度お寄せいただいたご意見については,全国の警察を所管する警察庁や
 日本弁護士連合会にお寄せいただきますようお願いします。

   法務省



(竹野内注:エートスともんじゅ西村事件の問題は日本弁護士連合会にも送りましたが、回答を拒否され、またもんじゅ西村事件については警察庁にも電話しましたが回答を拒否されました。)







国への質問を出した際に、法務省にもメールを送ったのですが、URLのリンクを含めない1000文字以内の質問にしてくださいと回答があり、以下に書き直して7月5日に送りました。

非常に大事な内容だと思いますので、ご覧ください。

Please take a look at the 3 very important questions.


1. 福島原発事故を起こした東電幹部や国の責任者などへは、住民が刑事告訴を起こしたにもかかわらず、警察も検察も捜査さえされませんでした。ところが事故前から地震と原発の問題を憂慮してIAEAに単独直訴まで行い、事故後は「福島の子供たちに多数の甲状腺がんや白血病など健康被害が出ているので疎開させよ、エートスは人体実験である」とツイッターで訴えたシングルマザーの私の所には、沖縄まで福島から警察と検察が沖縄まで来て捜査を行い、起訴猶予となりました。海外のメディアもこれを驚くべきニュースとして取り上げています。不公平な司法措置ではないですか?

2. 1996年に起きたもんじゅ西村事件(動燃のナトリウム漏れ事故調査社内担当の西村成生氏が自殺、それを境にマスコミが事故の報道から離れた事件)では、X線写真や医療カルテ、深部体温の記録などより、飛び降り自殺ではなく、他殺であると検死をしたした医師その他の法医学者がご遺族に見解を話しています。ところが担当弁護士の海渡雄一氏は最も大事な自殺・他殺の争点を無視し、刑事事件としてではなく民事事件として扱い、また警察に問い合わせても「弁護士がそのような対応であれば、警察は絶対に動かない」と言います。このような扱いはあり得ないのではないですか?再捜査すべきではないですか


3. 40年来の反原発の反骨の地質学者であり、1975年12月川内原発建設前に調査に入った元和光大学教授、生越忠氏は、予定地と連なる地層の中に多くの断層や節理を見つけ、原発建設の地盤として不適切であることを指摘したところ、地元の農家の人がボーリングコアをより強度な地層の土とすり替えていたことを内部告発。この件を発表した後、1976年右翼の人物から九州電力への名誉棄損と営業妨害の容疑で刑事告訴され、最高検察庁が受理、その後東京地検に回され、結局は不起訴となったが、生越氏は3度にわたり取り調べを受けたと言います。本来であれば、九州電力が告発されるべき事件であり、反原発の憂慮する住民や学者に対する嫌がらせとしてか思えず、非常に不当な司法措置と考えますが、どうですか?また川内原発が最も再稼働に近いと言われている現在、この事件を再検証する必要があるのではないですか?

 
 
 

 


平和の祈りと希望届け 菅原文太さん1周忌、妻・文子さんが琉球新報に寄稿

2015-11-28 19:38:40 | 平和 戦争 自衛隊

http://ryukyushimpo.jp/news/entry-179224.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=facebook より転載

菅原文子さん

平和の祈りと希望届け 菅原文太さん1周忌、妻・文子さんが本紙に寄稿

 

 
 沖縄に思いを寄せた俳優菅原文太さんが他界して28日で1年。妻で辺野古基金の共同代表を務める菅原文子さんが1周忌に当たり、本紙に寄稿した。

 フランスの悲しみや怒りを世界に届けるメディアは数多くある。彼らの声は大きく、よく響く。悲しみの場所に花束が集まり、ローソクの灯が連なる。その明るさは遠い日本まで届く。ビールやワインを片手に、存分に語り合う自由も、そこにはある。

 しかし、多くの市民たちを殺害し、自らの若い生命もその場に捨てたイスラームの人たちの声を届けるメディアの声は、あまりにも小さい。だから私たちには、世界の半分しか見えていない。半分は明るく、半分は暗い半月を見るようだ。
 欠けた半月の暗闇に生きる人々の声が伝わらない限り、犯人たちの母や妻、きょうだいや子供たちの悲しみと嘆きが聞こえてこない限り、私たちは明るい半分の月が伝えることのすべてが真実なのかどうか、信じて良いのかを決めることはできない。

 半月の暗闇では、パリでそうであったように、倍返しの空爆で殺された人々に花束が積まれているのか、ローソクが惜しみなく燃えているのか、かつて私たちの国の暗い戦争の時代に、妻や母や子が、夫や息子や父の死を悲しみ嘆くことが許されなかったように、半月の片側では今も許されていないのか、有無を言わせず赤紙一枚で戦地に引き立てられていったように、同じように命じられて死んでゆくのか、それらを知ることなしに、安全な場所から明るい半月の片側にだけ花束を捧げることはできない。

 そこにも富と自由が、ここと同じようにあるなら裁きのつけようもあるが、富も自由も乏しいなら、私たちはそれを痛み、悲しむことしかできない。アジアの辺境の島国から届けるのは爆音ではなく、平和への願いと祈りであり、それを力強いものにするために戦っている者たちが少しでもいるという希望だけだ。

 大国の軍需産業の強欲の前に、世界の理性と叡智(えいち)は声もなく色褪(いろあ)せる。テロに軍事力で臨む時、その爆音の大きさに大義は吹き飛び、憎悪と復讐(ふくしゅう)の灰が地にも心にも積もり続ける。

 

 

 


辺野古ゲート前 強制排除 機動隊が羽交い締め 骨折相つぐ

2015-11-28 18:01:19 | 沖縄

沖縄タイムスhttps://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=143531より転載

辺野古 シュワブゲート前強制排除で肋骨骨折

2015年11月28日 10:25
機動隊に強制排除される際、肋骨を折って救急搬送される男性=28日午前7時20分、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前
 

 名護市辺野古の新基地建設に抗議するキャンプ・シュワブゲート前の座り込みで28日午前、参加していたうるま市の男性63が機動隊員に強制排除される時に肋骨ろっこつを骨折するけがを負った。名護市内の病院に救急搬送され、全治2週間と診断された。

» 基地と原発のニュースをフクナワでも

 男性によると、機動隊員が右手を男性の肋骨の上に置き、左手で男性が胸の前で握った両手をほどこうとした。「痛いと言ってもやめてくれなかった。その時に折れたのが分かった」という。「機動隊には負けない。またあしたも来て、仲間と座り込みたい」と話した。

 この日の座り込みには約60人が参加。機動隊員100人以上が強制排除に当たった。

 辺野古沖のスパット台船3基には作業員が上り、ボーリング調査を続けた。抗議の市民が乗ったカヌー、少なくとも8艇が一時海上保安庁に拘束された。

 

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沖縄タイムスhttp://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=142373より転載

辺野古ゲート前 強制排除で男性が肋骨折れた疑い 機動隊が羽交い締め

2015年11月20日 05:30
 
米軍キャンプ・シュワブゲート前で座り込む市民を強制排除する機動隊員ら=19日午前7時すぎ、名護市辺野古
 

 名護市辺野古の新基地建設に反対する市民ら約200人は19日、米軍キャンプ・シュワブゲート前で抗議行動をした。
 午前7時すぎ、ゲート前で座り込みの抗議をしていた男性(52)=沖縄市=が、機動隊員ともみ合いになった後、背中に痛みを訴え、名護市内の病院に運ばれた。肋骨(ろっこつ)骨折の疑いと診断されており、精密検査を受ける予定。肋骨骨折だと全治1カ月となる。

» 基地と原発のニュースをフクナワでも

 男性は午前6時すぎから、工事車両の基地内進入を阻止するため、市民ら70人と同ゲート前に座り込んでいた。午前7時すぎに機動隊員が市民らの強制排除を開始。男性は機動隊員の股をくぐり抜けようとしたところ、3~4人に羽交い締めにされ、背中に痛みを覚えた。

 羽交い締めにされた後、工事車両が基地に入る間の10分ほど、地面に押さえ付けられたという。男性は知人とともに病院に行った。本紙の取材に「屈強な機動隊員が複数で押さえ付けてきて、まったく身動きができなかった。恐怖すら感じた」と話した。

 市民らはゲート前でデモ行進も実施。「警視庁帰れ」「辺野古の海を守れ」と声を上げた。

 海上では、スパット台船3基がボーリング調査を進める中、新基地建設に反対する市民らが抗議船3隻、カヌー11艇、サーフボードに立ったまま乗って水をこぐSUP(スタンド・アップ・パドル)数艇で抗議。

 市民らは海上保安官に対し、抗議船の船長が18日、海上保安官に取り押さえられて緊急搬送されたことに「市民を守る立場ではないのか」「反省を示して」と訴えた。

 

 

 

<イイネ!>あなたが主催者となって、あなたの街に「太郎」を呼ぼう♪

2015-11-28 15:04:20 | 政治 選挙 

山本 太郎

あなたが主催者となって、あなたの街に「太郎」を呼ぼう♪

あなたの街へ太郎が出張いたします。

政治に関心がある人も、無い人も、...
あなたの街の普段あまり繋がりが無い人にも声を掛けて、
みんなで話しませんか?

居酒屋、ライブハウス、喫茶店など、あなたの身近にあるお店で、
自由に意見交換やこれからについて語らいましょう。
「ああ、あの色物ね。」と冷めた目で太郎を見ている方にも
是非、お声がけ頂き、永田町の色物を堪能して頂きましょう♪

【あなたが主催者となって、あなたの街に太郎を呼ぼう♪】
ギャラ:必要ありません

場所:居酒屋、ライブハウス、喫茶店、会議室などなど。
お店の方と相談して戴き、
ワンドリンク付き1000円などで貸し切り、
お店の利益が多少出る形が理想。
店の売り上げが低い曜日、時間帯、閉店後を狙うのも借りやすくなります。

規模:20人~50人程度(大きな会場でも対応いたします)
「10人位しか集める自信がない」と言う方、御心配なく。
会場と日程が決まれば、ネットでも拡散しますので、
人数は増えます。

昼間はお母さんたちと茶話会、夜は、居酒屋でトーク、
など、あなたの地域で何度かに分けて開催する事も可能です。

太郎を呼ぶ流れ
① まずは、会場となる場所のメドをザックリ付ける。

② お店の方と条件をザックリ整えて下さい。

これらをメールで送信してください。スケジュール調整に入ります。
E-MAIL:event@taro-yamamoto.jp

 

【あなたが主催者となって、あなたの街に太郎を呼ぼう♪】
に関するお問い合わせ。
山本太郎事務所
E-MAIL:event@taro-yamamoto.jp
担当の後藤 or はた から連絡いたします。