今日もお陰で生きている。
生かされている。
若い頃は俺が俺がで、生きて来た。
そんな傲慢な気持ちを持って生きて来ていたら、死んだ時に閻魔様の前で貴方は何様かって問われたら、なんて答えますか、答えられますか。
閻魔様の審議の前で問われて、恥ずかしく無い生き方を、して来ましたか。
死んだら終わりでは、有りませんよ。
死んでからが、大変なんですよ。
心臓の鼓動は、自分では止められないでしょ。
意識がなくなり、深い眠りに着いた時、それでも心臓は動いてくれています。
それが生かされている事、なんです。
横着な考えは、止めて下さい。
貴方は生かされて、いるんですから。
さらに、何の為に生かされているのか、考えてみて下さい。
絶対に自分の人生に何かを残す為に、生まれて来ているんですから。
死んだら閻魔様の前に引き出されて、貴方の人生を審議されるんですよ。
生きる意味を考え、徳を積んで生きて来たのかを、審議されます。
それでこれからの魂の行く先が、決められます。
地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天部・声聞・縁覚・菩薩・仏(如来)の十界に振り分けられ、人生以上の長い年月の、修行が課されます。
魂が無くなる事は、ありませんから。
生まれ変わりと、聞く事がありませんか。
成仏までの修行の年月が足りないから、生まれ変わってこの世に、もう一度降りて来るんですから。
時々生まれ変わりの人が、前世の事を覚えている人がいますが、これは神様の消去ミスなんです。
なんかおかしい坊主が、そんな事を言っていたと、覚えていて下さい。
貴方も同じ目に合った時に、必ず思い出してくれると思いますから。