今日十二月二十六日は、七十二候の内 第六十五候麋角解 ((さわ)しかのつのおつる)です。
例年は十二月二十六日から三十日頃です。
意味としては、 七十二候が冬至の次候に変わり、オス鹿の角が落ちる頃となりますという事です。鹿の角は雄に生え、一年に一度、
角が根元から自然にポロっと取れて、春にはまた新しい角が生え始めます。「麋」とは、「なれしか」というトナカイの一種の大鹿、
またはヘラジカのことだとされています。
従来から日本にはヘラジカは居ないですが、七十二候は古井著うごくから来ていますので中国にはそういう大型の鹿がいたので
しょう。