人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

今あるところから

2019-04-14 16:57:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ
心身共に元気ってどういう人なんだろう。
 
心身共に元気なシニアってどういうシニアなんだろう。
 
間違って読んでもらうと困るんだけど、「脳ははっきりしているけど、老化のために身体がよく動かない」とか「身体は元気だけど、脳が老化していて、時々暴れたり、行方不明になって困る」とかいうシニアは、この問いの対象外なの?なんて思われたら心外。
 
このブログの趣旨は、《どんな高齢者でも、その気になれば、その人なりの道は開ける》というところにある。
 
誰だって心身共に元気な自分でいたいんだ。
 
だけど、シニアそれぞれに事情があって、なかなかうまくいかないんだ。
 
だけど、だけど、
 
《どんな高齢者でも》 《その気になれば》 《その人なりの道が開ける》っていうふうに肯定的に考えて生きていくことが大事なんだ。
 
自分も周りもね。
 
 
生きるって、理屈じゃないんだ。
 
どう生ききるかなんだ。
 
どんな状況にあっても、自分なりの事実をきちんと認識して、自分の歴史を刻んでいくことが大事なんだ。
 
難しいよ。大変だよ。心身共に元気なシニアだってとても難しいよ。
 
心身のうち、心でも身体でも、障害や困難を抱えていれば、本当に難しいよ。そのシニアの家族だって言葉に表せない苦しみだよ。
 
だけどね、人は、
 
《今あるところからしか出発できないんだ》
 
 
私が空を飛びたいと思ってることなんて誰も知らない
街を歩けば何処にでもいそうな男が
空を飛びたいなんて思いながら鳥を眺めているんだよ
笑い飛ばしてくれてもいい
あいつは空想男だと言いふらしてもいいだけどね、
私はそうやって生きてきたから
今日も空を飛びたいと思って一日を過ごすよ
 
 
 
 
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高齢者は、今日を生きている。

2019-04-10 21:08:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ
今は統一地方選の真っ只中。ビラ入れ合戦、決起集会合戦。
 
だけど、不思議なことがある。候補者は高齢者がいっぱい。決起集会の参加者も高齢者がいっぱい。なのに、高齢者全体を考えたマニフェストがほとんどない。
 
老人福祉や特別養護老人ホームの建設の話はあっても、元気な高齢者に対する施策の話はほとんどない。
 
高齢者の学びの機会を策定したり、高齢者の技術確保を推進したり、そのための施設設備を完備したりする施策の話はほとんどない。
 
選挙の票としての高齢者は存在するが、高齢者議員による高齢者施設がない。実に不思議だ。
 
 
 
つまり、この日本という国は、高齢者が高齢者をダメにしてるんだわ。
 
たくさんの高齢者がそのことに気づいていないのね。
 
別の言い方をすれば、高齢者が、高齢者のプライドを捨ててしまっているんだよ。
 
高齢者を粗末にしたり、高齢者を軽んじたりする国は、いずれ滅びるんだ。
 
高齢者が高齢者であることのプライドが存在しない国は、人間が人間であることをやめた国と同義になってしまうんだ。
 
 
 
シワが増えたって、眼光鋭い高齢者は山ほどいるんだよ。
 
腰が曲がっていたって、脳は躍動してるんだよ。
 
この国は、日々精彩さを失っていく。
 
辛いね。
 
 
今日の前と後ろにはいつも昨日と明日がある
今日を語れば昨日と明日が勝手について来る
今日を生きれば昨日と明日が光ってくる
私は今日を生きている
今日という山を登っている
私はいつも「今をこそ生きよ!」の教えの中にいる
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花のように 花が花であるように

2019-04-09 15:37:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ
ドンキホーテに行って、なんちゃってを買った。例のアレ、テレビで有名人ばかりが出てCMしている◯◯キルーペ、アレのなんちゃってルーペ。えーっと、あのね500円。種類は1種類しかないけどね。それでも便利。
えーっと、話はコロコロっと変わるけど、ドンキホーテには中国人みたいなお客がいっぱいいるんだけど、お年寄りの中国人みたいなお客は、全然いないんだわ。
なぜ?
この疑問を同僚にぶつけたところ、「歳を取った人は海外旅行がキツイからなんじゃないですか?」だった。
いや、違う理由があると思うけど・・・ね。
きっと《老人を取り巻く状況が違うんじゃないかな。》
歳を取った西欧人の来日客は、いっぱいいるんだよね。
 
寝不足の目を擦りながら今朝も花たちに会いに行く
花は、嘘をつかないから。
息を吐くように嘘をつく人もいるけれど
花は、嘘をつかない。
花のように着飾って平気で嘘をつく人もいるけれど
花は、嘘をつかない。
 
 
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花は差別しない 花は希望の灯火

2019-04-07 16:33:00 | アクティブシニア
花はいい。花は、若い人にも高齢者にも公平に微笑む。
花の中に居ると、虹彩がぐっと開いて精神の中で現在・過去・未来が自在に往き来する。
悲しいときは、優しく抱擁し、嬉しいときは、躍動感をもって包み込んでくる。
花は、人を差別しない。老若男女、富めるもの貧しいものを差別しない。花は花であることによって、花の人生を孤高に生きていく。
高齢者は、スマホは苦手だけど、花と接するのは得意。
スマホの前では悩んでも花の前では慈悲心さえにじみ出てくる。
 高齢者に優しい社会なんて本当に出現するのだろうか?
高齢者には小金持ちが多いから、高齢者を狙え。言葉巧みに高齢者から金を引き出せ。高齢者は騙されやすいから、高齢者グッズを売りまくれ。新しい市場は、高齢者市場だ。
ああ、高齢者高齢者。良くても悪くても高齢者。騙され、捨てられる高齢者。金の切れ目が、その高齢者との切れ目。
・・・・・・
 
寂しい時には寂しい夕暮れ
嬉しい時には豊かな夕暮れ
明日を夢見る時には決意の夕暮れ
見えてくるものは見る者の心の反映
あなたも私も気持ちの持ち方で風景がガラッと変わる
寂しくて苦しい時には優しさや寛容な眼差しを持った風景に出会いたい
そして、希望の灯火を持った朝を迎えたい
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一日一生は無理でも、一年一生はできるかも

2019-04-07 01:03:00 | アクティブシニア
「一日一生」とは、今日一日を一生だと思って生きるということ。そう生きられたらすごい。私だって、一日一生の道を生きたい。
でも、無理無理。
今日一日を一生だと思って生きようとしたこともあったけど、まあ、私には出来ないというのが結論。
 
ただ、まだ死ねないっていう気持ちは、いっぱいある。
エンディングノートも書いてないし、自分史も仕上がっていないし、自分のぐちゃぐちゃ部屋も片付けてないし、行きたいひとり旅も未完だし、旨いものも食べきってないし、とにかくやりたいことややらなければならないことは、いっぱい。
だから、まだ死ねない。
 
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