10月21日夕刻、会合の為、谷中・功徳林寺に向かった。
前回のブログでご紹介したように功徳林寺は現在、本堂・客殿の新築工事を行っている。
谷中は寺町だが、日蓮宗寺院が多く、浄土宗は功徳林寺一ヶ寺である。ご住職は多方面にてご活躍。私も常日頃ご指導を頂いている。
山門を入ると正面には「笠森稲荷」のお社
谷中・感応寺(1833年天王寺と改称)の塔頭・福泉院境内にあった稲荷社。境内または門前にあった水茶屋「鍵屋」の看板娘・お仙(笠森お仙)が有名であった。
明治に入って福泉院は廃寺となり、稲荷社は養寿院(台東区上野桜木1-15-9)へ遷座した。 跡には明治26年(1893年)に功徳林寺が建立され、境内に改めて笠森稲荷が祀られている。
功徳林寺では明年本堂・客殿の落慶に併せ、法然上人800回忌法要が盛大に執り行われる予定。