2月11日午後3時、東京教区豊島組教化分団(武智公英分団長)主催の別時念仏会に参加。
場所は板橋区赤塚にある名刹・乗蓮寺(東京大仏)
乗蓮寺はもともと板橋区仲宿にあったが、首都高速の建設と国道17号の拡幅により昭和48年現在の地に移転した。
昭和52年、かつて東京を襲った関東大震災や東京大空襲など、悲惨な震災や戦災が再び
起きないよう願いを込め乗蓮寺の代名詞にもなっている東京大仏が建立された。
・
青銅製の鋳造大仏では、奈良・鎌倉に次ぐ日本で3番目の大きさを誇る。高さは基壇が地上2メートル、蓮台2.3メートル、座高8.2メートルの計12.5メートル。
・
・
境内には江戸末期に起こった天保の大飢饉で、板橋宿において死んだ人々を埋葬・供養した際に建立された供養塔があり、板橋区の文化財に指定されている。
以前ブログでもご紹介したが、この供養塔には建立発起人の一人として駒込・常徳寺と刻銘されている。
因みに乗蓮寺には冒険家として著名な植村直己氏の墓があり、詩人の草野新平氏が追悼文を書いている。