2月15日、小石川・沢蔵司稲荷 初午祭出仕。
本来なら今年の初午は2月3日だが、節分会と同日のため二の午で厳修された。
初午(はつうま)は、2月の最初の午の日。稲荷社の縁日で、全国で稲荷社の本社である京都の伏見稲荷神社の神が降りた日が和銅4年2月11日(2月9日説もある)であったとされ、この日が初午であったことから、縁日として初午祭が行われたようである。
本来は旧暦二月の最初の午の日であるが、現在では新暦2月の最初の午の日とされている。そのため、元々は春先の行事だったのが、冬の一番寒い時期の行事となってしまった。
また今では二月最初の午の日とされるが、古来は、立春以降の最初の午の日に行われていた。初午は、その年の豊作祈願が原型で、それに稲荷信仰が結びついたものである。
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本日は自坊で涅槃会を厳修するため、初午祭終了後、すぐに失礼した。