昨夜は、10時過ぎに寝落ちし、雨音でちょっと起きてしまうことがあったが、朝まで基本爆睡だった。
今日の叔父の葬式が終わった後もまた眠り、眠りの周期が訪れたようだ。
それはそれとして、今日は僕が小学校の時のことを語りたい。
今僕は48歳。
僕が小学校の時は無論、昭和である。
小学5年まで日向市の塩見というところに住んでいて、周りには自然しかなかった。
当時、天体に興味を持っていて、たまたま眼鏡屋で見つけた天体望遠鏡を欲しいと両親にねだると買ってくれた。
10万を超える品だったので、その時の店でのやりとりを鮮明に覚えている。
父は公務員で、浄水場の管理をしていた。
僕たち家族は浄水場のなかの小さな家で四人暮らしだった。
猫を数匹飼っていて、池には鯉や亀もいた。
住んでいる家は小さかったものの、市有地である浄水場が自分たちの庭だった。
夏の夜は、カブトムシ、クワガタを採り放題だった。
話を戻すが、天体望遠鏡を買ってもらったのはそんな時だった。
恒星はただただ光っているだけなので、面白くなかったが、惑星は綺麗に見えた。
それでも月を見るのが一番好きだった。
クレーターがくっきり見えて、飽きることがなかった。
現在住んでいる家を建てたため、小学生にとっての夢の都、塩見から引っ越しすることになった。
どういう心境だったか思い出せないが、自分の性格から考えると、前向きだったと思う。
幼稚園から6年間住んでいた塩見という地は僕にとっては夢の都で、色褪せることはない。
最近たまにその地を通ると、こんなに小さかったのかと驚かされる。
背も心も伸びて、すっかり目線も変わってしまったのだろう。
叔父の旅立ちで、昔のことが何かしら懐かしいと感じる僕だった。
その頃の写真(左が僕で、右が弟)
