「story・・小さな物語 那覇新一」記事一覧
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凍り付いた駅で
(2022年08月22日 23時04分42秒 | 小説)
冬の夜上田から乗ったしなの鉄道の電車は淡々と走る昔懐かしいというのかボックス... -
夏参り
(2022年08月18日 18時14分58秒 | 小説)
旧盆の一週間ほど前、まだ列車も宿も空いているだろうと久しぶりに小諸へ向かった... -
アプリの女
(2022年07月21日 22時31分32秒 | 小説)
深夜、最終電車の行ってしまった後、そろそろ社へ帰るかと、俺は運転しているタ... -
金縛り
(2022年06月17日 20時37分34秒 | 詩・散文)
暑い夜、部屋の窓を開けて網戸で虫を... -
向かいの席の女性
(2022年05月12日 22時31分17秒 | 詩・散文)
姫路を八時二十九分に出た播但線和田... -
三条の方様覚書(後編)
(2022年03月25日 20時42分19秒 | 小説)
*信玄* 弘治から永禄にわたる年は飢饉が酷かった。前年の大水害は、治水工事が進... -
三条の方様覚書(前編)
(2022年03月25日 20時31分58秒 | 小説)
*序* 「あの毛利元就殿も亡くなられました」 病床の夫人は侍... -
展望車の女(ひと)
(2022年02月05日 09時57分41秒 | 小説)
名古屋近くの企業へ出張に行った。その企業は名古屋市内中心部に本社があり、知... -
あたためあう癒しに
(2022年01月17日 17時00分07秒 | 詩・散文)
清楚であるいや、清楚という以前に色気を感じないというのだろうか見た目は確かに... -
後藤先生
(2021年12月25日 20時56分36秒 | 詩・散文)
秋の深まったある日、久しぶりに阪急電車に乗り大阪へ向かうロングシートに座って... -
特急しなのに乗り合わせた人たち
(2021年11月21日 22時47分36秒 | 小説)
名古屋から乗った特急「しなの」内で僕は酒を呑んでいる。 駅売店で買った弁... -
早春の碓氷越え
(2021年10月28日 23時14分22秒 | 小説)
「自分がしてきたことは間違っていないはずだ」清次はエンジンを軽く響かせる気動... -
本気で抱きしめて
(2021年09月22日 21時17分47秒 | 詩・散文)
ねえ、あなたの理想なんてホントはどうでもいいのただ、抱きしめてほしいあなた... -
倉庫街の女
(2021年09月10日 22時20分32秒 | 小説)
仕事で大失敗をした自分の責任による... -
天保山にて
(2021年08月17日 23時17分49秒 | 小説)
気がつけば大阪メトロの電車に乗って... -
親父との夏
(2021年07月12日 23時00分37秒 | 詩・散文)
あれはちょうど万国博覧会が大阪で開催されていた頃 わが家の白黒テレビには連日、... -
月夜の女優
(2021年05月17日 21時11分38秒 | 小説)
桜が満開となった日の夜、友人たちと宝塚で呑んだ 宝塚といっても普通の居酒屋... -
小諸にて。
(2021年05月01日 14時48分30秒 | 小説)
初めて小諸に降り立った時は雨だった 梅雨の終わりとはいえ、日本で有数の晴天... -
鬼無里の姫・紅葉狩伝説異聞 (ver.2021)後編
(2021年04月19日 15時21分31秒 | 小説)
前編より続く。 *(七)戦 村上天皇は四十七歳で崩御され、冷泉天皇の御代にな... -
鬼無里の姫・紅葉狩伝説異聞 (ber.2021)前編
(2021年04月19日 15時04分41秒 | 小説)
序章 美しい秋の里山風景を背景に、まさしく襟を正した名のある演者たちが壇上...