お絵描き日記~イラストレーター照井正邦

職人、照井正邦の似顔絵、意匠など。画力の向上を目的に練習しています。

「朝食の前」5(アクリル画)

2021-05-12 15:52:32 | アクリルガッシュアート


「朝食の前」5

(アクリル画、158×227mm)

モノとモノの間を描くにしても、モノも描かねば。

言っていることとすべきことが矛盾しつつも、すすんでいければと…というように文字言語を動かしてしまうので、手がすすみづらいです。

分かりやすいの扉(お絵描き雑記)

2021-05-12 15:34:55 | 雑記
教室の心構えを書くところに、かなり分かりやすいように手順を文章として書いてみた。
我ながら斬新なアイデアであったと思ったし、受講生もたくさん来て下さった。
けれど、「分かりやすい手順」が、分かりにくい方が来ることまで想像できなかった。
なぜ受講生が出来ないのかが、私には分からない。
絶対に陥らないようにしていたはずなのに、受講生が分からないことがなぜ分からないのか、仮説を立てられずアドバイスが難しくなった。
今、分かりづらい説明文にしたので、受講生は増えない。
その代わり、分からないことがなぜ分からないのかは、検討が付けられるようにしています。
「分かりやすいの扉」も問題ですが、この日記でよく用いていた、分かったように思って馬鹿にされたまま退出して頂く、「ただのダジャレっぽい自動ドア」は、多重言語であり、流布されたときに言葉の自爆装置にもなり得るので、ゴールだと思わせたことを反省しています。

寓意のない静物画(お絵描き雑記)

2021-05-12 13:02:45 | 雑記
「日本人ってモノを描くのが好きですね」
などと言われそうな絵を描いていますが、
「だったら、もっと描写しないと」
と合わせ技一本とられそうな静物画を描きすすめています。

寓意のない静物画が描きたい。
けれど、描いたモノが何なのか分からないと、静物画にはならないのかもしれない。
そのモノが何であるかの答えがでてしまうと、それは文章でもよくなってしまったり、寓意事典を読んでいる方が人生のためになるかもしれません。

寓意を知識からではなく、見た作品から知恵で見つけられるような、それも寓意なのかもしれませんが、子供のほうが答えを感じられる作品でありたい。

モノとモノとの間を描きたいので、そのためには最小限モノを描かなければいけない必要が出てくる。

なので、モノで描くのも好きです。