デフォルメとは、デフォルマシオン、デフォルメーションの略で、変形させる技法だった。
日本では、誇張という意味で使われることも多い。
デフォルメは、骨格を意識しないで、線を自由に走らせることからはじまる。
その中で、似ているか似ていないかの問題が出てくる。
ここで、日本の誇張という考え方が必要になってくる。
誇張とは、目鼻口眉などの位置や大きさや角度を大げさに描くということ。
その人の特徴に合わせたデフォルメをすることによって、似ているデフォルメになる。
変形のみをする場合には、位置が変わってしまっているので、全体のバランスではなく、部分を似せていくことが必要になってくる。
理論的に言うと、別物である。