選挙七つ道具を揃え本番に備える町選管
任期満了(2月23日)に伴う印南町長選挙は、きょう2日に告示される。現職で再選をめざす日裏勝己氏(65)=皆瀬川、1期目=、新人で元町職員の湯川和幸氏(58)=印南原=が立候補を予定、2人の一騎打ちが確定的となっている。年明けから前哨戦が繰り広げられており、激しい選挙戦が予想される。両陣営とも午前8時30分に立候補届け出を済ませたあと、事務所前で第一声を放ち、5日間の選挙戦に突入する。
立候補届け出の受付は、2日午前8時30分から、町役場西別館2階会議室で行い、午後5時で締め切る。
日裏、湯川両陣営とも受付開始と同時に届け出を済ませたあと、選挙事務所前で出陣式を行い、支持者を前に候補者が第一声を上げ、選挙カーで街宣に出発。初日は町内を一巡し街宣で支持を訴えることにしている。
日裏氏は「住民目線のまちづくり」をスローガンに、1期目で築き上げた国や県との太いパイプを生かしながら「住みたい、住み続けたくなる」を実感できるまちづくりに向けて「全身全霊、命懸けで町行政を進めたい」。湯川氏は「“対話の行政”町に自信と元気を!」をスローガンに住民と役場の信頼関係構築、いかに「かせぐ」かを意識した町づくりなど6項目を公約の柱に掲げ「町民とともにもっと、もっと活力ある町にしていきたい」と立候補への決意を示している。
選挙事務所は日裏氏が印南2410の1(印南八幡神社近く)。電話42・1520。湯川氏は印南2242の1(上平医院隣)。電話は42・0333。
投票日は7日で午前7時から午後6時まで町内18投票所で行い、即日開票。期日前投票は3日から6日までの4日間で午前8時30分から午後8時まで町役場で受け付ける。町選挙管理委員会(楠本勝彦委員長)は、街頭演説時に掲げる標旗(幟)や着用する腕章、選挙カーに取り付ける表示板など選挙七つ道具を準備するなど本番に備えた。
昨年12月2日現在の有権者数は7194人(男3358・女3836)。
その他の主なニュース
● 紀州鉄道で新車両運行開始、記念式典や試乗会
● 全国鍋グランプリに日高町のクエ鍋が初参戦3位
● みなべ町岩代大梅林6日に開園、期間中多彩なイベント企画
● JA紀州女性会が20日、第1回くのいちフェスティバル開催