丸山会長ら役員とともに記念撮影する寄住碧さん(中央)
御坊ロータリークラブ(丸山信仁会長)の創立記念例会は5日、御坊商工会館4階で開いた。第11回和田勇物語感想文最優秀賞の発表があり、小学生の部で寄住碧さん=松原小5年=「和田勇物語を読んで」、中学生の部で谷本楓さん=早蘇中2年=「和田勇さんから学んだこと」の作品が選ばれた。今年度の和田勇賞の該当者はなかった。
和田勇物語感想文は、小学校の部に23校532人、中学校の部に15校536人であわせて1068人が応募。うち最優秀は各1人、優秀賞が各2人、入賞は中学生の部が12人、小学生の部が20人だった。
寄住さんは、和田さんが日本でオリンピックを開けるように尽くしたことや、病院や老人ホームを建設するなど功績をあげ、その行動力や判断力をら尊敬、自分を見つめ直す機会になったとし「嫌なことでも、難しいことでも、がんばって挑戦し、結果を残せるよう努力したい」。
谷本さんは、東京オリンピック実現のために私財を投じて各国を渡り歩いたことや、アメリカの日系人一世の人たちが入る高齢者施設を作るなど自分のお金や人生を人のために使ってきた和田さんの功績に敬意。「人生は挑戦だ、という言葉を胸に、和田さんのように、誰かのためになり、そして共に喜べる、そんな人生を歩んでいきたい」とつづった。
高辻幹雄・和田勇委員会委員長は「最優秀は、ロータリーが提唱している『超我の奉仕』の精神をよく理解していた。優秀賞、入賞の作品も甲乙つけがたく素晴らしい出来映えだった」と総評した。
優秀賞、入賞は次のみなさん。カッコ内は学校名
【小学校】優秀賞=湯川楓花(塩屋)沼野竜久(清流)▽入賞=岡久魁里(御坊)林実来(中津)芝怜音(名田)中山結理(野口)上田愛莉(藤田)大江杏依(湯川)力津彩音(志賀)東優愛(内原)浦崎怜彩(由良)岩崎愛奈(白崎)上村早織(稲原)原李句(川辺西)寒川優衣(和佐)柴田謙杜(笠松)早野慶太(和田)叢れんな(印南)早田皓陽(切目)崎野愛美(比井)谷口礼史(山野)五味優花里(三百瀬)
【中学校】優秀賞=東山公美(日高附属)岩井万奈(河南)▽入賞=平野匠基(稲原)荻野夏未(御坊)高松里香子(松洋)小川来夏(大成)廣田瑠奈(名田)長峪翔希(美山)小川奈巳(湯川)出口結唯(切目)山中千寛(印南)玉置千愛(清流)片山美咲(由良)崎山杏実(日高)
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