元気な和歌山へ決意を新たにする仁坂知事(中央)
仁坂吉伸知事を囲む会は12日、和歌山市のホテルアバローム紀の国で開き、県選出の与野党国会議員や市町村長、県議、市町村議会議員をはじめ大勢の支持者が詰めかけ、会場は熱気に包まれた。昨年は紀の国わかやま国体があり「和歌山にとって集大成」の一年だったと振り返り、今年は「いろんな意味で正念場」と位置づけ「時代、県民の皆さんに求められている限り必死になって一生懸命頑張りたい」と元気な和歌山実現へ決意を新たにした。
拍手に迎えられ、入場した仁坂知事は「(一昨年11月に)3回目の当選をさせていただき、多くの皆さんに支えられ、助けられ、育てていただいたことに感謝しています」と述べた上で「昨年は和歌山にとって集大成の年だった。私の県政にとっても集大成の部分がたくさんあった。紀の国わかやま国体では総合優勝でき、なにより評判の良い国体ができた」と振り返った。
その上で国連での世界津波の日制定、みなべ・田辺の梅システムの世界農業遺産決定、大河ドラマ「真田丸」、映画「海難1890」などを挙げ「今年はいろんな意味で正念場の年になる。高速道路4車線化はこれからだし、紀南延伸も早くやらないといけない。あろゆることが今はまだ道半ば。これからの舵取りにかかっている。みんなで力を合わせれば何でもできるところまで来た。時代、県民の皆さんに求められ続ける限り一生懸命、必死になって頑張りたい」と決意を示した。
実行委員長の島正博後援会副会長は「元気な和歌山実現へ多方面から道筋を付けることができた。昨年は国体で県民に自信を与えてくれた。この勢いでさらに力を発揮してくれると思う」とあいさつ。今夏の参院選で4選をめざす鶴保庸介・自民党参院政審会長は「今年は選挙です。皆さんのご要望、ご指導をいただき、その声を国政につなげたい。和歌山のためにやるとの発想でさまざまな課題に取り組んでいる。知事は県政を盛り立てる同志で、知事と共に和歌山発展のため先頭に立って頑張りたい」と支援を求めた。
石田真敏、門博文両代議士ら国会議員、多田純一・公明党県本部代表、田岡実千年・県市長会長、小出隆道・県町村会長らも祝辞を述べ、和歌山発展を期し乾杯し、和やかに懇談した。
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