初登庁し、笑顔で職員から花束を受け
2期目をスタートさせた日裏町長
7日に行われた印南町長選で再選を果たした日裏勝己町長(65)が12日に初登庁し、2期目の町政をスタートさせた。日裏町長は出迎えの職員や支持者を前に「私にいただいた3343票の重さを今あらためて感じている。掲げた公約を実現することが町民への恩返しだと思う。全身全霊、命を懸けて頑張っていきたい」と2期目に臨む決意を示した。
日裏町長は午前8時に登庁。玄関前で職員、町議、支持者らが拍手で出迎え、職員を代表し山西真央さんが花束を贈り、就任を祝った。日裏町長は職員らを前に「皆さんと一緒に仕事ができることがうれしくて楽しみだ。『住民目線のまちづくり』に取り組み、『印南町に住みたい・住み続けたいを実感できるまち』を皆さんと一緒につくっていきたい」と2期目へ意気込みを述べた。
続いて役場西別館2階会議室で課長など22人の幹部職員が出席しての管理職会議で、古谷正信副町長が「今回の選挙は印南町の将来がかかった本当に大事な選挙でした。そういう意味において再び当選され、この日を迎えられたのは日裏町長の人柄と4年間の実績が多くの町民に支持された証であると同時に、日裏町長に印南町の将来を託したいという町民の判断であったと思います。今後は印南町を思う情熱と決断、実行力を発揮して、職員一丸となって課題に立ち向かい、乗り切っていく舵取りをよろしくお願いします」と述べたあと、日裏町長が訓示。「町民を裏切ることのない誠実な行政を進めていかなければと痛感している。周辺市町の人から『印南町は良いとこだ』とよく聞く。本当に良い町、住みやすい町だと住んでいる人が実感してもらうことが重要だ」とし、掲げた公約を示しながら「『印南町に住みたい・住み続けたいを実感できるまちづくり』に向けて皆さんと心を一つにして取り組んでいきたい」と協力を呼びかけた。
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