撤去し架け替え工事に着手する町内最古の切目橋
印南町は、長寿命化修繕計画を策定し平成26年度から町道に架かる274橋の点検や修繕を進めているが、町内幹線道路最古の切目橋(延長90・3メートル)の架け替え工事に今年度から本格的に着手する。下流に歩道橋が完成、上流架橋の付け替え工事も進み迂回路が確保されたことから今年度から橋の撤去にかかり、早ければ来年度中にも本体工事に着手し、令和7年度中の完成をめざす。
町は橋の長寿命化修繕計画を策定し、町道に架かる橋の点検や修繕に平成26年度から取り組んでいる。274橋の中で最古の切目橋は昭和9年に建設され、この間、修繕補強などを施しながら通行に支障なく対応してきたが、平成28年に実施した点検調査で緊急に棄権である「レベル4」の結果を受けて緊急の補強工事を行い、一定の制限(総重量2トン以上通行止め)を設けて供用中。
切目橋は島田地区の避難道で通学路でもあり、地元住民にとって重要な生活道路。どのように架け替え工事を進めるか検討した結果、工期や費用面から仮橋を設置しない架け替えを計画。令和元年度から着手し、初年度は調査設計、昨年度は着工に向けて詳細設計を行った。
下流側の国道42号に架かる新切目橋の歩道橋が昨年11月に完成、約370メートル上流に架かる西ノ地橋(通称・学校橋)の架け替えも今年度中に完成見込みで、安全な迂回路が確保されることから今年度から橋の撤去に取りかかる。撤去は来年度中に終える予定で、早けひだれば同年度中に橋台などの本体工事に着手したいとしている。
橋の撤去に取り組むため今年度当初予算に切目橋架替工事請負費として1億5100万円を計上している。
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