紀州新聞 THE KISYU SIMBUN ONLINE

和歌山県の御坊市と日高郡をカバーする地方紙「紀州新聞」のウェブサイトです。主要記事、バックナンバーなどを紹介。

日高川町みやまの里藤棚ロード フジ開花、来週末から見ごろ 〈2021年4月9日〉

2021年04月09日 08時30分00秒 | 記事


藤棚ロードに隣接するみやまドーム横のフジは開花が進む


 日本一長い藤棚ロードがある日高川町初湯川、椿山ダム湖畔のリフレッシュエリアみやまの里でフジの開花が始まった。新型コロナウイルスの影響で、物産展などのイベント「ふじまつり」は昨年に続き中止するが、会場の森林公園は通常どおり開園し、フジを観賞できる。例年より1週間以上も早く開花が始まり、来週末頃から早咲きの花が見ごろを迎えそうで、大型連休半ばの5月には遅咲きの花が残る程度か。
 例年、フジの花は4月中旬ごろから開花が始まるが、今年は3月下旬から4月初めにかけての暖かさで、今週に入り、藤棚ロード入口付近の白い早咲きの花が1週間以上も早く開花。隣接するみやまドーム横にある紫のフジは見頃が近くなっている。普段は4月下旬から5月の連休にかけて花のピークを迎えるが、早咲きの花は来週末頃から見ごろとなりそう。天候や気温にも左右されるが、大型連休半ばとなる5月まで花が残らない可能性もある。
 町観光協会では、予定より早く8日からホームページ上で開花状況を公開。また、町役場企画政策課職員が、無人で満開に咲く昨年の藤棚ロードをドローンで空撮。平安衣裳を身にまとった女性2人が藤棚を歩く優雅な姿などをユーチューブに公開して日本一長い藤棚ロードをPRしている。
 昨年に続いて「ふじまつり」の中止でイベントは全て取りやめるが、マスク着用の入園者に限って会場の森林公園を通常どおりに開園。入園料大人600円、小中学生200円(20人以上で団体割引)で、午前8時30分から午後4時(午後5時閉園)までに入園すれば自由にフジを観賞できる。駐車場(有料)を公園前若者広場、休憩所をみやまドーム内に設け、隣接する美山産品販売所と愛徳荘は期間中無休で営業する。
 問い合わせは、5月6日までの午前8時30分から午後5時まで同公園事務所(電話57・0180)へ。


 その他の主なニュース

御坊市コロナワクチン予約開始3時間で枠8割埋まる 

7日 萬福寺(上富安)で花まつり 

 9、10日県内で聖火リレー

 志賀小で統合後初の入学式挙行