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存在意義

2010年01月30日 | 日記

残業時間をゼロにしろなんて、天の声が聞こえるようになって来ました。

先日労組の執行委員から、経営者サイドから示される、残業ゼロ方針について意見を求められました。

そこで、根本に立ち返って、何の為に時間外労働時間を削減するのか考えてみました。

ワークライフバランスの充実?準固定費削減?はたまた経営者が残業手当てを支払うのが嫌だから?

時間外の賃金を支払うのは、会社として無駄なのか。

残業のある職場は、非効率な仕事をしているのか。

とにかく、「時間外労働は悪」なのか。

多彩な顧客と市場を相手に商売しているのに顧客特性、市場特性を考慮せず、一律に残業時間をゼロにするのはどうかと思いますが。

繁忙時には残業して顧客ニーズに応えていかないと、会社の存続が立ち行かなくなるのではないかと思いますが。

「定時間内に生産できるものしか作らないし、販売しない」ような事をやってると、会社が潰れてしまうと思いますが。

そうなったら誰が従業員とその家族の生活を守ってくれるのでしょうか(労組?経営者?)。

誰も守ってなんかくれませんよね。

指示命令を出す人は、決して責任なんて取ってくれません。やり方が悪いと言われるのがオチです。自分を救えるのは自分だけなのです。誰も助けてなんかくれません。

私が最も困るのは、経営者からの指示と、上司からの指示が違う場合です。

経営者 「残業時間をゼロにせよ。」

上司 「顧客要求に応える為には残業も止む無し。」

本音と建前を使い分けなければならない様な方針は出して欲しく有りません。

でももし本当に、「時間外労働は悪」なのだったら、会社から「悪」を追放しなければなりません。

「悪」を追放して事業が成り立たないのなら、事業の存在意義を問われる事になってしまいます。

私の所属する会社の事業形態からして、、はっきり言って残業ゼロはムリです。できません。「悪」を追放できない悪い事業になってしまいます。

そんな悪い会社は早い事清算解散してしまったらどうや。経営者さん。

コメント (2)
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