私の部屋2

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ツーリングが大好きです。

名阪でジムカーナ

2010年03月09日 | クルマ

名阪スポーツランドで知人に撮影してもらったビデオが有りました。ヘボヘボ走行ですが、興味ある方はごらん下さい。

第1ヒート

第2ヒート

この頃、結構車にお金を使ってました。車中心の生活というやつです。

競技会は日曜日なのですが、練習会は平日です(水曜日とか)。毎月1、2回有る競技に出場し、その数日前に有る練習会(もちろん有料です)に、仕事を休んで参加して、善良な会社員には相当タフな日々が続きます。

毎年シーズンオフには、車のオーバーホールが待ってます。私の冬のボーナスは、LSDとシンクロメッシュのオーバーホールに飛んで行ったのです。まあ、自動車競技でこれくらいの出費は全然大した事は無いんですが。

トップクラスの選手になると、もっとすごい事になります。ランサーなんかに乗ってると、毎年発表されるエボリューションモデルに、毎年乗り換えなくてはなりません。しかも、車の改造もセッティングも毎年一からですから、人生のすべてを注ぎ込む気合が必要です。

私が競技車両にMR2を選んだのは、1993年当時、ジムカーナ全日本選手権A3クラスで最も早かった車であったのと、「今乗らなきゃ、こんな車一生乗れない」と思ったからです。

このSW20MR2はミッドシップと言うより、RRに近い車で、テールが流れるとすごく怖かったです。

サスペンションは、フロント5kg/mm、リア12kg/mmと相当尖がったジムカーナ競技用のを付けてました。車を手で押すくらいでは全くストロークしません。一般のラジアルタイヤだと、車を十分にロールさせられないので、全く曲がりません。ハンドルを切ってもまっすぐ行っちゃいます。峠なんか攻められたものでは有りません。セミレーシングタイヤを履いていても、コーナリング中にマンホールなんか踏んだら、タイヤが跳ねて、車がどっちに飛ぶか分かりません。

そんなジムカーナ一点勝負の車でしたが、ドライバーに恵まれず、成績は全く振るわなかったのです。

モータースポーツから遠ざかって早5年。プレイドライブ誌もとうとう休刊となってしまいました。

日本のモータースポーツの将来をひそかに心配している今日この頃です。

コメント (3)
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