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亀の甲

2010年03月27日 | 日記

大学の先生が亡くなったので、ちょっと昔の事を思い出してます。

私は隠すつもりも全然無いのですが、実は学生時代は応用化学を専攻しておりました。高校時代に化学の授業でベンゼン環の誘導体の一覧表を配られて、CとHとOのたった3つの元素でこんなにたくさんの物質ができるんだと単純に感動し、「俺の進む道はこれだ」と思い込み、化学の道を進む事にしたのです。

ベンゼン環だけならまだしも、高分子なんかになると、それこそ3つの元素で無限の物質ができてしまうのです。面白そうでしょ。

今はどうか知りませんが、私が受験生だった四半世紀程前、工学部で人気の学科は、まず電気、次いで機械、そして化学、それから金属と言う順番でした。当然人気の高い学科ほど、難関となります。入試ではより高い点数を取らなければなりません。

私が受験した今は無き某工業大学の工学部には、電子、電気、機械、産業機械、応用化学、金属の6学科が有り、受験願書には、学科を第四志望まで書くことができました。

でも私は第一志望が応用化学だったので、実質第二志望に書ける学科は、金属しか無かったのです。だってその他の学科の合格点は、応用化学科のそれより高いのは分かりきっていましたから。

私は、受験願書の第三志望、第四志望の欄に何も書かずに入学試験を受けました。そして何かの間違いで、めでたく第一志望の応用化学科に合格する事ができたのです。

コメント (3)
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