テント泊すると、自然に早寝早起きになります。だって、夜8時にもなると周りは真っ暗だし、することもなくなるので、そうなったら後はもう寝るしかないのです。
そして夜8時に就寝し、朝3時半には、自然と目が覚めてしまいます。
朝飯食って顔洗って、テントを撤収してもまだ6時にもなっていません。この時間帯から、ツーリングが始まるのです。午前10時半ころには、走行200kmを余裕で越えてしまいます。
今日は取り合えず最北端の宗谷岬に向かう事にします。名寄から西に進み、朱鞠内湖の南を回って、国道239号を西に向かって走りました。道路脇にはいくつも「動物注意」の看板が有るのですが、こんな道なら本当にいつでっかい鹿が飛び出して来ても不思議でないので、本当に気を付けてはしりました。
動物に注意しながら人気の無い山道を淡々と走り、苫前の町に出たら、国道232号で日本海沿いを北上して行きます。道路の右側には、国鉄羽幌線の廃線跡が見え隠れします。私は鉄ちゃんではないけれど、廃線跡には哀愁を感じてしまいます。
そして天塩から道道106号でサロベツ原野を走り、今年こそ利尻島をバックに写真を撮りたかったのですが...
曇っててダメでした。ここには1994年、2009年にも来ているのですが、毎回天気がイマイチで、今年も利尻等を拝む事ができませんでした。
でもきっと、「来年は見れるさ。来年はきっといい天気のハズさ」と自分に言い聞かせて、稚内に向かいました。
今年はノシャップ岬はパスして、稚内駅と防波堤ドームを見に行ったのですが、稚内駅って、かなり改装改築されてたんですね。噂には聞いていたけど、なんか普通の駅になってて、写真を撮るのを忘れてしまいました。
でも、防波堤ドームは変わらずそのままで安心しました。これが変わる事はそうそうないとは思いますが。
稚内まで来たら、宗谷岬までもうすぐです、と思ってましたが、なぜか意外と遠いです。
宗谷岬に近づいたら、道道889号に右折し、宗谷丘陵から岬を眺めます。
ここからきつめの坂道を駆け下りると、すぐに最北端に到着します。
お約束の記念写真を撮っておきました。
朝早く出発したので、ここまで来てもまだお昼前です。でも、「お昼前にしてはかなり肌寒いぞ」と思って、土産物屋さんの壁を見たら、気温は14℃しか有りません。
本州に住む者からしたら、7月半ばの快晴の日の昼間、こんな気温になってることなんて、ありえないんですけどね。
そして今年は最北端のガソリンスタンドで、ガソリンを給油しました。このスタンドに来るのはなんと18年振りです。
ここのガソリンスタンドで、この証明書と記念品を今までいくつ配ったんでしょうね。
最北端を堪能したら、この先はひたすら移動する事になります。明日はサロマ湖と網走監獄を見に行く予定になっているのです。
海岸沿いを南下するのですから、浜頓別に向かうエサヌカ線は定番コースです。
地平線まで果てしなく直線が続くように思えます。でも、地平線までの距離って、4km程度しかないんだって。知ってた?
エサヌカ線を走り、浜頓別を越えたら、後はオホーツク国道238号線をひたすら南進します。今日は行けるところまで行って宿泊するよていなのです。
そこで午後5時頃までにどこまで行けるかナビで調べると、湧別の街まで行けそうです。湧別には温泉もコンビニもキャンプ場も有るので、私にはぴったりです。
ナビの計算通り、午後5時過ぎに丁度湧別に着いたので、五鹿山公園のキャンプ場で受付を済ませて、テントを張って、買い出し、温泉、夕食を済ませます。
温泉には大概レストランが付いてるので、風呂上がりにすぐ飯が食えて便利です。この日はジンギスカン定食を食べました。
このキャンプ場もテント脇までバイクの乗り入れができます。楽チンです。
暗くなったら寝るのがキャンプ(ホンマか?)例によって8時には就寝し、多分明日も3時半頃目を覚ますんだろうなぁ。
と思いながら、深い眠りに落ちていったのでした。
5日目に続く(気が向いたら)。
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