昨日あたりから急に寒くなってきましたが二十四節気七十二候、寒露
の末候(10/18~10/22)は 蟋蟀在戸(キリギリスとにあり)です。
蟋蟀と言う字はキリギリスとコオロギの両方の読み方があるように、
昔はコオロギのことをキリギリスとも言ったそうです。
どちらも秋に鳴く代表的な虫たちですが、秋の野をにぎわせていた
キリギリスやコオロギ等が明かりや暖かさに惹かれて、人家の戸口
近くで鳴くようになると秋の深まりを感じます。。
キリギリスの仲間のサトクダマキモドキ。
サトクダマキモドキは、全身がきれいな緑色のキリギリス
の仲間で、翅は葉の形に似ている。
サトクダマキモドキの名前にあるクダマキとは?
クツワムシの別名で、別に酔っ払ってクダを巻く虫という
意味ではありません。(笑)
モドキとは似て非なるものに使われる言葉なので・・
クツワムシに似ていることが想像できると思います。
こちらもキリギリスの仲間のヤブキリ。
こちらはコオロギさん。
バッタの殿様?大きくて立派なトノサマバッタ。
ハネナガイナゴ。
秋が深まり寒くなるにつれて、庭先や散歩で見かける虫たち
の姿もだんだんと少なくなってもうじきお別れかと想うと・・
一抹の寂しさを感じる頃です。。