庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

本当は怖い!?ハロウィン

2015-10-31 10:52:47 | 日記・エッセイ・コラム

今日はハロウィンと言うことで、もう日本中が朝からハロウィン、ハロウィンで盛り
上がっているようですが...

ゾンビや吸血鬼の化け物の格好をした仮装行列で、お祭りだなどと浮かれ騒い
でいる人たちを見ると、何か違和感を感じてしまうのは、私だけでしょうか?

ハロウィンのように、仮装して外面が別人になると、急に解放された気分にな
る人たちにとっては、もっとも馴染みやすいお祭りなんだと思いますが・・・

しかし、調べてみるとハロウィン のルーツは古代ケルト人のサムハイン祭で、
何千年もの昔から続く悪魔的催事にあると知りました。

ハロウィンで子供達が仮装をして各家庭を回り、「お菓子をくれなきゃ、いたずら
するぞ!」と言ってお菓子をもらうことや、ハロウィン用の衣装なども、古代ケルト
人の慣習からきているそうです。

ほとんどの人々は、ハロウィンのルーツである暗い世界を知ることなく、あくまで
豊穣を祝う祝祭だと脳天気に思い込んでいるようですが・・・

ゾンビや吸血鬼、化け物などの悪魔的な格好をして街を出歩くことは、ある意味で
そのような物達を引き寄せてしまいかねない危険性もあり、初期のアメリカの
多く
の地域では、ハロウィンは非常に精神的に有害なので、禁止されていたそうです。 

しかし、今日、経済至上主義のマスメディアによる長年の洗脳でほとんどのアメリカ
人は、それを祝うことに関してなんら抵抗しなくなってしまい、そしてそのアメリカに
なんでも追従するばかりの日本にも、ハロウィンは完全に根付いてしまったようです。。。

街を歩けばどこでも見かけるハロウィンの飾り。

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10月30日は「初恋の日」

2015-10-30 09:35:08 | 日記・エッセイ・コラム

今日10月30日は「初恋の日」、1896(明治29)年のこの日、作家で詩人の
島崎藤村が『文学界』46号に『こひぐさ』の一編として、初恋の詩を発表した
事を記念して、藤村ゆかりの長野県小諸市の中棚荘が制定したもの。

”まだあげ染し前髪の 林檎のもとに見えしとき” のあの有名な藤村の初恋
の詩も良いのだが・・・

初恋という言葉から私の脳裏に想い浮ぶのは、昭和40年代のはじめころに
小川知子が歌ってヒットした、「初恋のひと」の歌詞とメロディーである。

 初恋のひと     唄 小川知子
 有馬三恵子 作詞  鈴木 淳 作曲 

♪そよ風みたいにしのぶ あの人はもう
 私の事などみんな 忘れたかしら
 のばらをいつも 両手に抱いて
 朝の窓辺に 届けてくれた
 なぜだか逢えなくなって 恋しい人なの

 麦わら帽子のような 匂いをさせて
 私を海辺へつれて 走った人よ
 光の中を もつれるように
 はずんだ胸は 熱かったわね
 懐かしがっても遠い 夢の人なの

 小麦色した あの日の笑顔
 私一人が 知っているのに
 今なら恋だとわかる はるかな人なの

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この曲を聴く度に、初めて淡い恋心を抱いたあのころの甘酸っぱいような
気持ちを想いだして・・・ 胸の奥がチクリと痛む気がする。。。

くりはま花の国の丘の一角にある愛の鐘。

この愛の鐘は二人で二本の紐をもち、タイミングを合わせて鐘を鳴らす。。
もし、うまく鳴らなかった場合は、今後のことを二人でよーく話し合った方がよいかも?

コメント (2)
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「燈火親しむ」頃、網戸越しに観る月

2015-10-29 10:35:08 | 日記・エッセイ・コラム

秋の夜半は、澄んだ空気、冴えわたる月の光、虫の音など・・・ 

心にしみ入るような時間が流れ、誰もがそこはかとない寂寥感を感じ、
しみじみと物思いなどに耽るのにもふさわしい季節。

秋の長い夜には、灯りを点してじっくりと読書や物思いに耽るのも良い
頃、10月27日~11月9日は秋の読書週間です、「燈火親しむ」とい
えば、読書に励むという意味にも使われます。 

TVやパソコンのスイッチを切って、読書に励んでみるのにも良い季節で
はないでしょうか。。

窓の網戸越しに観た月光が、クロス・スクリーンのように十字形に輝いて
見えて、ファンタスティックで面白いと感じたので、写真をアップしておきます。

網戸越しに観る月。 月光が網戸にクロス状に乱反射してファンタスティック!

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満月の日に出てきたタヌキのポン太

2015-10-28 13:43:18 | 日記・エッセイ・コラム

以前、記事に書いた子ダヌキのポン太だが、このところしばらく姿を見なかったので、
無事でいるのか?心配していたのだが・・ 久々に庭先に姿を現したので安心した。

昨日は満月だったので、タヌキも満月に浮かれて?出てきたのかもしれない。。

最初に見かけた頃よりは、少し成長して逞しくなった気もするが、今年は親ダヌキの姿
を見かけないので、これから寒い冬を迎えて無事に生き延びていけるのだろうか?

無事に生き延びて、来年は子連れで出てこいよ!と声をっ掛けてやった。

久々に庭先に姿を現したタヌキのポン太。

山際のU字溝が、いつもの通り道(獣道)になっている。

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カナブンを捕えた女郎蜘蛛。

2015-10-27 10:58:03 | 日記・エッセイ・コラム

秋が深まるにつれて、庭に咲いている花の数もだんだん少なくなり、訪れる蝶や虫達も
少なくなって、少し寂しさを感じるころである。

そんな中で、頑張っている?のが女郎蜘蛛で、赤や黄色と黒の派手な縞模様で家の周り
や庭木等
あちこちに蜘蛛の巣を張り巡らせて、獲物が掛かるのをジッと待ち構えている

昨日見ると、ちょうどカナブンが一匹、蜘蛛の糸に掛かってもがいているところだったが、
さっそく女郎蜘蛛が寄ってきて、あわれカナブンは女郎蜘蛛に捕らわれてしまった。。

オッ!シメシメ網に掛かったな。。

カナブン一匹獲ったぞ!

さっそくグルグル巻にして、いただきます。可哀想だがこれも自然界の掟。。

今朝見ると、哀れカナブンは食べられて抜け殻のミイラ状態にされていた。。。
左上には、同じく捕らえられてミイラ化したバッタも見える。。

こちらは蜘蛛の巣の片隅で、いつもひっそりと地味に控えているオスの女郎蜘蛛。
大きさはメスの十分の一くらいしかなく、女郎蜘蛛は完全なかかあ天下!?

巣を張り巡らせて、ジッと獲物を待ち構える女郎蜘蛛。

この時期、庭先や家の周りの通路を歩くと、ウッカリすると顔や頭に蜘蛛の巣が
引っかかってしま
うので迷惑だが、彼らも一生懸命生きていると思うと、むげに
取り払ったりせず、
静かに見守ってやりたいと思う。。

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