庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

除夜の鐘を百八回撞くのは何故?

2019-12-31 09:15:38 | 日記・エッセイ・コラム

今日は、去りゆく年の幕切れと新しい年の幕開けとなる大晦日ですね。

毎年恒例のNHK紅白歌合戦が終わって除夜の鐘が響き始めると、いよいよ今年
も終わりだなあ~と実感します。

除夜の「除」という言葉には、古いものを捨て新しいものを迎えるという意味があり、
一年の最後、そして新年を迎える日となる大晦日は「除」の日で、大晦日の夜に鐘
をつく行事は、室町時代から行われる様になったとの事です。

除夜の鐘を撞くのは百八回と一応の決まりがあり、この百八回の意味については
諸説ありますが・・ NHKのチコちゃんに叱られる!みたいですネ(笑)

もっとも有力なのが仏教の教えで、人間には百八つの煩悩がある事から、その煩悩
の数だけ鐘を撞き、煩悩を追い払うというものです。

煩悩とは、欲望や怒り、苦しみなどの心の乱れの事を指します。

これに当てはめるように、四苦八苦が由来となっているという説があり〝四苦〟は
4×9=36、“八苦”は8×9=72と変換して答えを足すと36+72=108になるから、
というわけです。

また、一年(十二か月)、二十四節気、七十二候を全て足すと12+24+72=108
となることからという説もあります。

除夜の鐘は最初の五十四声は弱く突き、後の五十四声は強く突くとされています、
百七つめは行く年の最後に鳴らして、煩悩が去ったことを宣言します。

そして、年が明けた最初に最後の百八つ目の鐘をついて、新しい年を迎えた事を
宣言します。

これはその年の煩悩に煩わされないためにという意味があるそうです。

除夜の鐘の音を聴くと心が洗われるようでなんだか厳かな気分になりますが・・

これは、クリスタルボウルとか、お寺の鐘の音とかの響くような音には、「倍音」が
含まれており、脳波からシータ波が出やすくなり、癒やしやヒーリング効果が高い
ためと言われています。

サヨナラ!2019 海に沈む夕陽、鎌倉稲村ヶ崎にて。(在庫写真から)

これで今年のブログ納めとします。

今年拙ブログを訪問いただいた皆様、”いいね”や”応援””コメント”等いただいた
方々に心より御礼申し上げます。

それでは皆様、よいお年を!

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小晦日~心と身体も大掃除?

2019-12-30 09:35:08 | 日記・エッセイ・コラム

今年も残りあと1日となりました。

小晦日(こつごもり)とは、大晦日(おおみそか・おおつごもり)の
前日の
呼び方です。

何かとあわただしい年末は、住まいの大掃除や身の周りの整理はしても、
心や身体の大掃除はついつい忘れてしまいがちです・・ 

この際この一年間で心や身体についた、くもりや汚れも一緒に断捨離して
スッキリとした気分で新年を迎えたいものですが・・・

それが簡単に出来るなら、誰も苦労しませんね!(^_^;)

とくに、お腹周りに付いた余分な脂肪や贅肉などは断捨離したいと思っても・・・

年末年始は、またお酒やごちそう続きでとっても無理な話ですかネ~ (笑)

”落とせ ぜい肉! 落とすな 気力! 心と身体の 自己管理”

 

散歩道の道端の陽だまりで、春を待ちきれずにもう踊りだした?

ヒメオドリコソウの花。

正月準備で門松の「一夜飾り」は良くないと言われるので今日の内に
飾り付けを終え、大掃除も済ませて・・

さあ!明日はいよいよ令和最初の大晦日(おおつごもり)ですね!

 

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年暮る庭先で虹色に輝く蜘蛛の糸

2019-12-29 09:48:35 | 日記・エッセイ・コラム

今年も残り僅かとなり、いよいよ押しつまって来ました。

そんな年の終わりも近づいた年暮る庭先で、冬の陽射しを
受けて虹色にに輝く蜘蛛の巣を見つけた。

虹色に輝く蜘蛛の糸は過去にも何回かアップしたが・・

見つける度に嬉しくなってついついシャッターを押してしまいます。

陽射しの当たり具合や、見る角度によってキラキラと輝いて・・

微妙に色彩や輝き具合が変化するので見飽きる事がありません。。

蜘蛛の糸と陽の光が織りなす、自然の芸術作品です。

自然は時として素晴らしい美を観せてくれますね!♪

それにしても、こんな虫もいなくなったような寒い季節に我が家の
庭先に巣を張っても獲物はほとんど掛からないと思うのだが・・

自然界からの今年最後のプレゼントだったのでしょうか?。。

コメント (1)
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冬茜に染まる冬木立と富士

2019-12-28 10:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

昨日の夕方散歩で撮った、すっかり葉を落とした「冬木立」の先に
沈む夕陽と、「冬茜」に染まる雲と富士のシルエットをアップします。

冬の夕焼け空を「冬茜」と言いいますが、冬の厳しい寒気の中で見
る夕陽や茜に染まる夕焼け空は、また一段と印象深いものがある。

冬木立」とは、葉を落として冬の空に丸裸になった幹や枝をさらし
ながら立ち並んでいる冬枯れの木々のこと。

いかにも寒そうで、チョッと淋しそうな風情を感じさせる言葉です。。

冬木立の中を沈む夕陽。

冬茜に染まる空と雲。

 

そして冬茜に染まる雲と富士のシルエット。

 

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庭先で咲く一輪の冬薔薇(ふゆそうび)

2019-12-27 09:53:08 | 日記・エッセイ・コラム

庭先で冬の寒空の下、一輪の薔薇の花がひっそりと咲いた。

本来はもっと輝く陽光の中で咲くべき花だが・・

冬の寒風に耐えて凛として咲く姿は気品があって美しい。。

冬に咲く薔薇は冬の季語で「冬薔薇(ふゆそうび)」と言いう。

一輪の冬薔薇(ふゆそうび)といえば・・

むかし谷村新司が「群青」(ぐんじょう)の中で“心の冬薔薇”
と歌っていた事を想い出します。。

谷村新司 作詞作曲 歌 「群青」 より一部抜粋

♪ 野辺に咲きたる一輪の 

 花に似て 儚きは人の命か

 せめて海に散れ 想いが届かば

 せめて海に散れ 心の冬薔薇... 

コメント (2)
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