先日の秋の里山散策で、スマートで小さな赤トンボに出遭った。
この赤トンボは、ヒメアカネかマユタテアカネかどっち?
写真にとって帰ってから図鑑等で調べてみると、顔に2つの黒い
眉斑があるので、マユタテアカネだと確認できた。
マユタテアカネのもう一つの特徴は、尻尾の先が
反り返っていること。
翅が秋の陽を受けて輝いています。
杭に止まったマユタテアカネが、徐々に尻尾を立て始めました。
この尻尾を立てる行動を、腹部挙上姿勢-オベリスク姿勢と言うそうです。
ところで、トンボが尻尾を立ててオベリスク姿勢で止まるのは何故?
それは、暑い日差しを受けるとき腹部を挙げて、体に直射日光が
当たる面積を少なくするための行動なのだそうです。
マユタテアカネと言うより、尻立てアカネ?(笑)
トンボの複眼は、横方向に動くと敏感に反応して逃げるが・・
直進しながらソッと近づくものには割りと鈍感?なので、
姿勢を低くして直進方向に、ゆっくりと近づくと近づけます。
もっと近づいてトンボの写真を撮りたいときはやってみてネ!
葉っぱに止まるマユタテアカネ。