今日で七月も終わり、この2、3日は猛暑も一服と言う感じで、わりと過ごし
やすかったのだが、今日からまた蒸し暑さが復活した様で、森からは夏の
盛を謳歌するセミ時雨の声が鳴り響いてくる。
中でもうるさいミンミンゼミの声は、暑さが一段と増す様でうんざりするが、
常に耳の奥でジージーと鳴り響いている感じのアブラゼミの声は、時々
耳鳴りなのかセミの声なのか?区別が良く分からなくなる時がある。
(歳のせいか?耳鳴りは一年中しょっちゅう有る)
セミも地上にいる僅かな期間、次の世代に命を継なぐために一生懸命
鳴いているのだと思えば、うるさい鳴き声も少しは気にならなくなる。
あと半月くらいすると旧盆となり、その頃にはツクツクボウシが鳴き始め、
その声を聞くとそろそろ夏の終わりも近いと感じるのだが・・・ 今はまだ
夏の真っ盛りである。
昨日までの耐え難い様な猛暑も、昨日の夕立を堺にようやく一服して、
今朝は森から涼しい風も吹き、気温も下がってホット一息と言うところ
である。
2Fの寝室にはクーラーが無いので、連日の熱帯夜で窓を開けて扇風機
をかけても寝苦しくて参っていたが、昨夜は窓から入る風が涼しくて心地
よく眠れた。
庭先ではこの暑さにも負けずに、ルドベキアの黄色い小花が花盛りで、
庭全体が黄色の花畑状態になっている。
繁殖力が強く丈夫で、ほとんど手間も掛けないが数年前から宿根とこぼ
れ種で増え続けて、すっかり我が家の庭の夏の定番の花となっている、
余りに増えすぎても困る?が夏の終わりまで楽しめる。
ルドベキアの後には、秋まで楽しめるキバナコスモスとシュウカイドウが、
次の出番を待っている。
今日から24節気の大暑、一年中で一番暑い頃だが、今年は梅雨が明け
てもスカッとした夏空とはいかず、蒸し暑い何となくスッキリしない天気と
なっている。
昨日、隣の市民の森の裏山から今年初めてタヌキが姿を現した、毎年夏場
から秋口になると良く出てくるが、年によっては親子や夫婦か?複数のタヌキ
を見かける事もあったが、ほとんど姿を現さない年も有る、今年の冬は大雪
が降ったりして、無事に生き延びたか?心配していたが無事でよかった。
裏山のタヌキ一家も、夏場は暑くて大変だと思うが無事に生き延びて、これ
からも時々愛嬌のある姿を見せて、楽しませて欲しいものだと願っている、
いつまでもタヌキと共存していける様な、自然環境を守って行きたいものだ。
この時期の庭仕事は、ヤブ蚊との戦い?を覚悟をしなければならない、
Tシャツに半ズボン姿等の無防備で庭に出ると、ヤブ蚊軍団が寄ってきて、
気が付くとアッと言う間に何カ所も、刺されてしまう。
蚊取り線香を点けていても寄ってくるしたたかなヤブ蚊もいて、困りもので
ある。
出来るだけ無益な殺生はしたくないので、殺虫剤等は使わずに虫除けスプ
レー等の忌避剤で出来るだけ蚊が寄ってこない様に防御しているが、油断
すると刺されてしまう。
庭仕事の時は長袖シャツに長ズボンに着替えて、素肌を出さない様にすれ
ば防げるのだが、暑い時はそれも面倒なので・・・今日も草花の水遣りをし
ているわずかの間に、2~3ヶ所も刺されてしまった(T_T)/~~
関東地方の梅雨明けはまだだが、梅雨明けを思わせるような青空と、
真夏の太陽が朝から照りつけ暑い日が続いている。
我が家の庭でも、1~2本づつ育てているトマト、キュウリ、ピーマン、
ナス等、夏野菜の収穫がはじまっている、自分で丹精込めて?育てた
野菜を収穫するのは楽しいものだが、食べる楽しみも大きい。
スーパーで買ったハウス栽培の野菜等に比べると、無農薬で育てた
旬の露地野菜は、たとえ形は良くなくても味が濃くて、特に一番最初
に収穫した初物は、また格別美味しく感じる。
その他にも、毎年こぼれ種から勝手に生えてくる、青じそや赤じそ
の他、地下茎で毎年生えてくるミョウガ等は、夏場の汁の実や麺類
の薬味等で、大活躍してくれるので重宝している。
夏野菜の収穫は、ささやかな夏場の楽しみの一つである。