庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

二百十日は三大厄日

2024-08-31 09:45:38 | 日記・エッセイ・コラム

偏西風に乗りそびれて、いつまでも列島に居座る台風10号の影響で、天候は
不安定で空が一転俄かにかき曇って激しい雨が降ったりして安心できない。

今日8月31日は立春から数えて二百十日です。

二百十日は雑節の一つで、この時期は二百二十日とともに台風の襲来などが
多く、天候が悪くなり農家の三大厄日とされています。

農家にとっては収穫前の大切な時期であることや、たまたまそれらの日に被害
が出ることが多かったため、三大厄日とされて恐れられていたそうです。

この日が近づくと風祭りといって、風よけの願掛けをする風習があり、それが
現代にも受け継がれ、中部・北陸地方では今でもこの時期に合わせて、豊作を
祈る祭りが行われているそうです。

うんざりするほど暑くて長かった、猛暑・酷暑もようやく少し落ち着いて・・

今日で8月も終わりですね。

この夏の過酷な暑さに耐えていたのは、人だけではなく自然界の動植物たち
も一緒です。

去りゆく夏を惜しむように鳴くツクツクボウシ。(画像は蔵出し)

ツクツクボウシの声を聴くと夏の終わりを感じます。

 

翼の折れたエンジェル?お疲れさま、
片翅の破れたナミアゲハ。

 

蜘蛛の巣で捕らえた獲物を、グルグル巻きにする
ナガコガネグモ。

捕らわれたのはオオシオカラトンボのようです。

捕らわれたトンボにとっては、とんだ災難・厄日ですが・・

これも自然界の摂理の一つ。

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庭の花に来た蝶と虫

2024-08-30 10:15:38 | 日記・エッセイ・コラム

列島縦断中のノロノロ迷走台風10号サンサン)に暴風雨
や土砂災害、水害等サンザンな目にあわされ続けてる日本。

まだ台風から遠く離れている当地でも、昨日から雨が断続的
に降り続き、時々激しく降っている。

この先の土日も雨の予報で、もういいかげんにしてほしい。

サンサンは、早々に退サン!願いたいものだ!。

気分を変えて、今日の画像は雨が振り出す前の庭先の花に
訪れた蝶と虫をアップします。

ルドベキア・タカオの花で扱蜜するヤマトシジミ。

 

ツバメシジミ。

 

ッマグロヨコバイ。

 

キバナコスモスの花で蜜集めに忙しいミツバチ。

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庭の花とオーナメントの競演

2024-08-29 11:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

8月も終盤となり、まだ厳しい残暑が続いていますが・・

今朝の庭先に出ると、拙庭の秋を彩る酔芙蓉の花が一輪
咲き出していた。

今朝咲いたばかりでまだ純白の酔芙蓉。

この花の魅力は何と言っても朝純白で咲いた花が、時間の
経過とともにだんだんと、お酒に酔ったように薄紅色から
紅色へと変わっていく花色の変化ですね!♪。

酔芙蓉の花色の変化等は、また別途ブログにアップする予定。

 

さて、今日は画像は花の写真だけでもつまらないので、拙庭のオーナメント
のウサギさんとリスさんに特別ゲストとして参加して遊んでもらいました。

ポーチュラカの花とウサギ。

 

ルドベキア・タカオとウサギ。

 

ペチュニアの花とウサギ。

 

ポーチュラカの花とリス。

 

ペチュニアの花とリス。

 

コメント (2)
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天地始粛~風あざみ

2024-08-28 10:53:08 | 日記・エッセイ・コラム

二十四節気七十二候の処暑の次候(8/28~9/1)は、天地始粛
(天地初めて寒し)です。

「粛」には縮む、静まる、弱まるという意味があり、夏の気が
落ち着き、暑さもようやくおさまってくる頃

今朝はこの言葉どおり、列島に近づく台風10号の影響もあり
当地方も雨模様の不安定な天気となり、こないだまでの猛暑も
漸く少しおさまって涼さも感じられる朝となった。

毎年この時季になると空の色や雲の形、風にゆれる木の葉の
そよぎなどの微妙な変化に夏の終わりを感じて・・ 

何となく粛然とした気分になります。。 

八月の夏の終わり頃になると、井上陽水が歌ったあの名曲
少年時代」の一節を思い浮かべる。

 ♪夏が過ぎ 風あざみ 

  誰のあこがれに さまよう

  青空に残された  私の心は夏模様....

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この歌詞のフレーズで「風あざみ」と言う言葉が出てくるが、はて?
風あざみとはどんな風なんだろうと思って調べてみても・・

「あざむ」はどの辞書にも載っておらず、井上陽水さんの造語だと
分かったが、この「風あざみ」と言う言葉からは何となく、暑さが
少し和らいだような季節の情景が浮かんでくる。

昨日の散歩道で、何となく季節の変わり目を告げるような涼やかな
風を感じ、オッ!この感じが「風あざみ」の風なのかと実感した。

そんな風あざみの吹く散歩道で撮った、野の花等をアップします。

ハゼラン。

爆欄(ハゼラン)は、膨らんだつぼみがつ次々と爆ぜる(はぜる)
ように開花する様子を表現した名前らしい。

センニンソウ。

萩の花。

 

オミナエシ。

 

ツルボ。

 

野菊。

 

ツリガネニンジン。

 

キンミズヒキ。

野に咲く花の変化で・・

夏から秋への季節の移ろいを感じます。

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二段咲きのメガネツユクサ

2024-08-27 10:18:35 | 日記・エッセイ・コラム

我が家の庭先に自生し、爽やかな水色で咲いて夏から秋の
庭先を彩ってくれるメガネツユクサ。

メガネツユクサは普通のツユクサに比べると花びらが大きく、
白い縁取りの中にまるで夏の青空を映した様な涼しげに澄ん
だ水色の花が咲く。

通常は一輪ずつで咲くのだが、時々上下二段で重なって咲く
二段咲きの花も見られる。

雨に濡れて・・ 一層爽やかさと瑞々しさを増してく咲く、
二段咲きのメガネツユクサ。

爽やかな水色で涼やかに咲くメガネツユクサの花は・・

ムシムシする夏の朝の一服の清涼剤のよう。

今夏はこの二段咲きの花が多く見られた。

二段咲の二連咲き。

 

二段咲のトリオ、

 

三段咲き?。

 

こちらは普通のツユクサの二段咲き。

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