庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

ささやかな愉しみ夏野菜

2024-07-31 10:28:53 | 日記・エッセイ・コラム

拙ブログの読者の方の中には農家の方や、本格的に家庭菜園を
やられている方々もおられますが・・・ 

拙宅の狭い庭先でも、トマト、キュウリ、ナス、ピーマン等、
ほんのささやかながら1~3本づつ、鉢植えやプランター等で
夏野菜を育てている。

自分で育てた野菜の生育状況や花や実を見るのは楽しいものだが、
収穫して食べる楽しみもまた大きい。

朝の庭に出て収穫した、もぎたての新鮮なトマトやキュウリを
ガブリッ!とかじるのもたまらない美味しさで、この季節なら
ではの醍醐味だと思う。

原則として農薬等は使わず、自然に任せて育てるので病気でやら
れてダメになったり、虫に食われて失敗する事も少なくないが・・・ 

たとえ不格好でも、農薬まみれで虫も食わないような野菜よりは
ずっと安心安全で良いと思っている。。

スーパー等で買ったハウス栽培や、促成栽培の形の揃った綺麗な野菜
に比べると、無農薬で自然任せで育てた旬の野菜はたとえ形は不格好
でも、味や風味が濃く野菜本来の味がする気がする。

特に一番最初に収穫した初物のトマトやキュウリ等には、また格別な
美味さを感じる。

その他にも、毎年こぼれ種から勝手に生えてくる、青じそや赤じそ、
ミツバなどの他、地下茎で毎年勝手に増えて生えてくるミョウガは、
夏場の汁の実や麺類の薬味等で、重宝している。

野菜は

1,育てる愉しみ、

2,花を愛でたり収穫する愉しみ、

3,食べる愉しみの三つの愉しみが味わえる。

今の時季、夏野菜はささやかな愉しみの一つである。

ミニトマト。

 

ナス。

 

ピーマン。

 

キュウリ。

 

オクラの花。

 

毎年こぼれ種から勝手に生える赤紫蘇。

 

収穫した夏野菜。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

懐かしい故郷の方言「じょんのび」

2024-07-30 09:30:58 | 日記・エッセイ・コラム

今朝のNHK朝ドラ「虎に翼」の中で、お手伝いの稲さんが故郷新潟
の懐かしい方言、「じょんのび~ じょんのび」と言っていたのを
聞いて思わず嬉しくなった。

現在放送中の新潟編では、故郷新潟の懐かしい方言がいろいろ聞ける
ので楽しみにしている、特に地元の杉田弁護士役の高橋克実は新潟の
三条出身なので、ネイティブな新潟弁が楽しめる。

じょんのび」とは、新潟地方の方言で「ゆっくりする」「のんびり
する」「芯から気持ちが良い」などを意味する言葉です。

じょんのび」すると言う表現が一番しっくりするのは、風呂などに
入って心身ともに心地よく、ゆったりとくつろいだ気分を表すのに、
ぴったりな言葉だと思う。

子供の頃、来客があると、母はよく”じょんのびしていかっしゃれ~
(ゆっくりとくつろいでいってください)と言っていたのを思い出す。

じょんのび」の語源は、「寿命が伸びる」という説があるが「のび」
は、おそらく「伸び」か「延び」であり「のびのびする」と同じ意味だ
と思う、「じょん」はよく分からない。

故郷、新潟の方言の中でも「じょんのび」は一番好きな言葉である。 

庭のマリーゴールドの花びらを食べるおとぼけ顔のオンブバッタ。

 

蝉の脱け殻Wとメガネツユクサ。

 

百日草の花。

 

コスモス。

残された人生「じょんのび」楽しみながら生きて行きたいものだと想う。。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋津(あきつ)って何?

2024-07-29 11:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

野や水辺に、トンボがたくさん飛び交う季節になりました。

表題の秋津(あきつ)って何?の秋津(あきつ)とは、蜻蛉
(トンボ)の古名
で、古くから田んぼが開かれた日本には、
水辺に暮らすトンボがたくさん飛んでいたそうです。

古くは日本のことを、秋津洲”あきつしま”と言ったほどで、
トンボは日本を象徴する昆虫とも言えます。

日本書紀によれば、神武天皇が大和の国を一望して「秋津が
つながっている姿のようだ」と言ったことに由来すると言わ
れています。

はて?神武天皇はいったいどんな形を想像したのでしょうか?。

こんな形かな?水辺で繋がったまま産卵する
ギンヤンマの♡♥カップル。

それともこんな形?♡♥交尾中の
オオシオカラトンボのカップル。

じーさん、よけいな詮索はヤメましょう!(笑)。

トンボは田んぼの害虫を食べてくれるので、日本ではトンボ
のことを「田の神」と呼んだりして縁起の良い虫として大切
にされていたそうです。

シオカラトンボ♂。

 

真っ赤なショウジョウトンボ♂。

 

オオシオカラトンボ♀。

 

金緑色メタルカラーの輝くハグロトンボ♂。

白黒ツートンカラーのコシアキトンボ。

コシアキトンボ 正面顔。

世界でも、日本ほどトンボに馴染みの深い国は稀だそうです。

それにしても毎日暑い!!

早く田んぼに赤トンボが群れ飛ぶ、涼しい秋にならないかなぁ~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の夕方~蝉の羽化風景

2024-07-28 09:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

先日の夕方庭に出て水遣りをしていると、支柱の先に何か
が付いてブラ下がっていた。

オヤッ? なんだろうと観てみると・・

オオッ!アブラゼミの幼虫が羽化している最中ではないか。

これはラッキー♪ 蝉の羽化シーンを観察出来るぞと早速
カメラを持ちだして撮影・・・

見つけた時は、すでに体がほとんど脱皮していた。

ヨシ!もうチョッとだ ガンバレ!

イナバウアー?状態で殻から抜け出します。

 

どうやらうまく脱皮できたようですね!

水色がかった半透明な白い羽も綺麗に伸びて・・

羽化したばかりの透き通るような薄水色の翅は、
なんとも神秘的で美しい!

 

夜のとばりが降りると、だんだんと体色が濃くなって・・

後は翅が乾いて茶色くなり、飛び立つ朝を待つばかりです!。

久しぶりで童心に帰って、ワクワクしながら
夏の夜の神秘的な蝉の羽化シーンを愉しんだ。 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

巣立ち間近?ツバメ4兄弟

2024-07-27 07:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

時々買い物に行く近所のスーパー入口の駐輪場で、天井の
監視カメラの上にツバメが巣を作って子育てをしていた。

ツバメは古くから、農村部では穀物を食い荒らす害虫を食べ
てくれる益鳥として大切にされ、商家でも燕の巣は商売繁盛
の印とされ巣立った後も巣はそのまま残しておく家が多い。 

スーパー入り口の駐輪場の天井なら人目もあって、カラスな
どの外敵からも守られて安心して子育てが出来る。

スーパー側としても、商売繫盛の印としてお互いにウィン・
ウインの関係?。

巣から顔を出して親鳥の運ぶ餌を待つツバメ4兄弟。

お腹が空いたヨ~、早く餌おくれ~!。

オッ!親鳥が餌を運んできたようです。

親鳥が近づくと一斉に首を伸ばして大口を開けて
餌をねだります。

どの子がゲットするのかな?

 親鳥は餌運びに大忙し。

そろそろ燕の子育てシーズンも終わりです・・

この子たちも巣立ちの準備かな?。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする