庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

赤き青い月

2018-01-31 23:48:35 | 日記・エッセイ・コラム

今夜の満月は、皆既月食の赤い月と一ヶ月で2度目の満月の
ブルームーンの重なる「赤き青い月」が観られるという珍しい夜。

天気が心配されたが、人々の幸い行いか良かったせいか?
夜には空が晴れて綺麗な月が 顔を覗かせた。

夜、7時ごろの満月。

夜9時ごろ、月食でかけ始めました。

9時30分ごろ、影の部分が赤銅色になっています。

9時48分ごろの赤い月。

10時40分完全に皆既月食状態になっています。

皆既月食状態だと暗すぎて、私の腕とカメラでは難しく
これが精一杯でしたが・・・

何とも神秘的でファンタスティックな月を観られて大満足!

ちなみに 、次のブルームーンと皆既月食が重なるのは
2037年だそうですが・・、

それまで私は生きていられるだろうか?。。
たぶん無理でしょう。(笑)

 

コメント (8)
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冬枯れの野に春を探して

2018-01-31 09:05:38 | 日記・エッセイ・コラム

寒かった1月も今日で終わりますね。。

今週末の土日には節分、立春となり、暦の上では春を
迎えるわけですが・・

今年の厳しい寒さは、まだまだ当分続きそうです。

そんな中でも、近づく春の兆しを探して冬枯れの野道を
歩いてみました。 

暖かい陽だまりの野道では、春の足音を告げる野の花
もぼちぼち咲き出していました。

小さな瑠璃色のオオイヌノフグリ。

こんなに可愛らしい花なのに・・・
オオイヌノフグリとは、あまりにもひどい名前じゃないか?。。

ということで、この花には「瑠璃唐草(るりからくさ)」や「星の瞳」
という別名がありますね、私的には「星の瞳」がいいですね!

 

紅いホトケノザも咲き出していました♪。

 

黄色いセイヨウタンポポの花も、寒さに負けず咲いています。

冬枯れの風景の中に、寒さに耐えて咲く花を見つけると・・

小さな春を見つけたようで嬉しくなりますね!

 

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鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)

2018-01-30 09:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

二十四節気七十二候、最後の締めくくりの候(1/30~2/3)は、
鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)です。

いち早く春の兆しを感じた鶏が、交尾をして鶏小屋に入って卵
を産む頃という意味。

すっかり効率優先の養鶏が中心となった現代では、わかりづら
い状況ですが・・・

本来、鶏は冬には産卵せず、日照時間が長くなると産み始める
のだそうです。

確かに日脚は春に向かって、毎日少しづつ長くなってきました。

動植物は、人間が感じ取れない季節の微妙な変化を感じ
取っています。。

夜明けの時を告げる鶏の声は・・

長い冬の終わりを告げるのにふさわしいといえます。。

竹工作で作った尾長鶏。

庭先に来たツグミ。

メジロ。

 

 

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梅の香「馥郁(ふくいく)」

2018-01-29 09:50:38 | 日記・エッセイ・コラム

今年は寒波等の影響で開花が遅れていた、近所の公園の梅もようやく
3分咲きくらいになってきた。

馥郁(ふくいく)」とは、良い香りが漂うさまを表す言葉ですが・・

梅の香りを感じる度に、この言葉を思い浮かべてしまいます。。

馥郁(ふくいく)」と云う言葉は、香りだけでなく・・

ふっくらとした梅の蕾や、花の姿も一緒に表しているような気がします。 

梅の香りそのものは、白梅の方が強いのですが・・・

目に飛び込んでくる鮮やかさは紅梅のほうが、やや勝っているようです。。

まだ冷たい寒気の中で、周囲に「馥郁(ふくいく)」たる香りを漂わせながら・・・

冬の青空をバックに、凛として咲く紅梅。

白梅。

 

そしてこちらは香りで春の訪れを告げる花、
沈丁花の蕾も膨らんできました。。

 

 

コメント (2)
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冬の竹林の道を歩く

2018-01-28 09:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

昨日の散歩で、久しぶりで冬の竹林の道を歩いてみた。

冬枯れの色の少ない風景の中でも、竹林の中は爽やかな
緑に包まれていて心地よい。

竹は普通の植物とは逆の生長パターンを持っていて..

秋にやかな緑の葉を繁らすので、秋は竹の春と呼ば
れている。

逆に、春になると筍が生え出るために、筍に養分を取られてしまい、
竹自体は衰えて黄葉
したり落葉してしまうため、春は竹の秋と言われる。

世間が春の季節には竹は秋、秋の時期には竹は春、
なんだか天の邪鬼のようにも見えるが・・・

竹は竹で自然のままに真っ直ぐに伸びて、冬の寒風や積雪
にもしなやかに耐え、自分の時間を生きているとも云える。。

私たちも、無理に周りの環境や時間に合わせなくても、
竹の様にそれぞれ
が自分のペースで、しなやかに強く
生きていけたら一番いいと想うのだが・・・

竹林を抜けると、竹の向こうには昼の月が。


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