庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

蓼食う虫も好きずきって本当?

2024-09-30 11:25:38 | 日記・エッセイ・コラム

秋の野でよく見かける蓼(タデ)の花ですが・・

花が小さくて目立たないので、どんな花が咲いているのか?

普段はあまり気にもせず良く観たことがなかったけど、
近づいてマクロで拡大して覗いてみると・・ 

とっても優しいピンクの綺麗な花です!

蓼(タデ)の花。

蓼(タデ)は茎や葉に辛味があり蓼虫(タデムシ)と呼ばれる
虫だけしか食わない事から蓼(タデ)食う虫も好きずき、など
と言われ世間ではあまり良いイメージの無いタデですが・・ 

辛くて苦い蓼を好んで食べる虫がいるように、人の好みも
多様性に富んでいるということ。

蓼(タデ)食う虫も好きずきとは、人の好みはそれぞれで
違いがあるということのたとえです。

一般に他人の悪趣味について言うことが多い言葉ですが・・

人の好みは様々なのだから、自分の趣味から推し計って他人の好み
について、いちいちとやかく言うことはできないのだろうと思う。

蓼食う虫も好きずきというので蓼虫しか食べないのかと思えば・・

見ているとこの蓼の花にハリカメムシが扱蜜に来ていた。

上が成虫で下が幼虫、どうやらこのカメムシ親子
には好かれてるようです、

ホソハリカメムシの幼虫。

こちらは子供?

じーさんは食べたことはありませんが、実は人間も
刺し身のつまや蓼酢として食べているらしい・・

やはり、蓼食う虫も好き好きなんですね!(笑)

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綿の花とオクラの花

2024-09-29 11:38:35 | 日記・エッセイ・コラム

新しい自民党総裁に石破さんが選ばれ、対する立憲民主党の
党首には野田さんが選ばれた。

どちらも穏健保守と言われており、論客としても知られてい
るので、これからの党首討論や国会討論が愉しみではある。

対立候補だった高市さんでは右に寄り過ぎ、一方小泉進次郎
では発言が軽過ぎ。

暇なじーさんは、TVの国会中継を見るのも愉しみの一つだった
が、最近の菅首相や岸田首相の答弁内容は空虚で面白みもなく、
あまり観る気もしなくなっていた。

これからは是非、内容の有る充実した国会論戦を期待したい。

さて、今日の画像は綿の花とオクラの花をアップします。

綿の花とオクラの花は、どちらもアオイ科でハイビスカスに
似た綺麗な花が咲く。

コットン(綿)の花。

 

ふわふわの白い綿の実(コットンフラワー)。

 

綿の花と似てる庭で咲くオクラの花。

オクラは、ハイビスカスに似たきれいな花が楽しめるし、
実は食べると美味しくて栄養がある。

まさに一粒で二度美味しい! 植物ですね~

オクラの花と実。

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蟄虫戸を閉す

2024-09-28 09:30:58 | 日記・エッセイ・コラム

二十四節気七十二候、秋分の次候(9/28~10/2)は、
蟄虫戸を閉す”です。

猛暑の夏が漸く終わり、涼しくなり始めてそろそろ蝶や
虫たちが巣ごもりの準備を始める頃です。

とは言えまだこれから秋本番で、冬の気配にはまだまだ
遠い先の気もしますが、虫たちにとってはもうすぐと感
じるのかも知れません・・・

蝶の幼虫は蛹になって来るべき寒さに備え、クワガタや
テントウ虫は成虫のまま木の根もとに春まで潜ります。

春先の啓蟄の頃から、庭先や散歩の途中で見かけた蝶や
虫たちの姿もこれからだんだん少なくなっていき、もう
すぐお別れの季節かと思うと・・

やはり、一抹の寂しさを感じてしまいます。。

草の茎に止るヒメクダマキモドキ?。

クダマキとはクツワムシの別名です。

 

ジニアの花で扱蜜するヒメアカタテハ。

 

ホバリングしながら扱蜜するホシホウジャク。

 

草原で翅を広げて休むコミスジ。

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千日紅とシジミチョウ

2024-09-27 09:55:38 | 日記・エッセイ・コラム

秋の彼岸も過ぎて、厳しかった残暑も漸く落ち着いて涼しく
なり、散歩が楽しい季節になってきた。

散歩の途中で立ち寄った公園の花壇に咲く花に、秋の陽ざし
を浴びながら蝶たちが楽しそうに舞飛んでいた。

この時季の公園の花壇は、花と花の蜜を求めて飛んでくる蝶
や虫たちも一緒に楽しめる癒やしの空間ですね♪!。

今日の画像は、ピンクの千日紅の花で扱蜜するシジミチョウ
たちをアップします。

トップバッターは今季初見のウラナミシジミ。

 

次はヤマトシジミ。

 

ラストはお馴染みのベニシジミ。

 

 

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イチモンジセセリとミドリバエ

2024-09-26 10:35:08 | 日記・エッセイ・コラム

散歩の途中で立ち寄った公園の花壇に咲く紫苑の花に、
小さな茶色い体に大きな目玉が可愛いセセリチョウが
扱蜜に来ていた。

紫苑の花で扱蜜するイチモンジセセリ。

イチモンジセセリは9月になると多く見かけるようになる。

小さくて、体色もわりと地味な蝶だが・・

頭や目玉が大きくて、顔立ちはキュートで可愛い。

 

近くの花には綺麗な緑色のミドリバエが来ていた。

一般的には、ハエは汚いものとして嫌われ者ですが・・

ハエの仲間には、けっこう綺麗なヤツもいます。

 やれ打つな 蝿が手をすり 足をする  <小林一茶>

小さく弱いものに対する一茶の視線が感じられる句ですね。。

 

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