庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

ヒグラシ鳴く。

2014-07-12 17:50:34 | 日記・エッセイ・コラム

昨日の台風はTV等で大騒ぎしていた割には、横浜地方にはほとんど影響
が無く?過ぎてしまったが、その後は台風一過の青空が広がり今年一番の
暑さとなった。

夕方、隣の市民の森から今夏初めて、カナカナカナ~と言うヒグラシの鳴き
声が聞こえてきた、セミもこの暑さで夏の訪れを感じ、地中から這い出して
来たらしい。

梅雨が明けて盛夏の頃になると、毎朝この森から夜明けと共に、セミの大
合唱が始まり、自然の目覚まし替わりになっていいる。

そんな中でもヒグラシは、日中の暑い時間帯にはあまり鳴かずに、夜明け
や夕方の涼しい時間帯によく鳴き、鳴き声もカナカナカナ~と割と涼しそうな
鳴き声で、アブラゼミやミンミンゼミの様な暑苦しさを感じる声でなく、セミの
中では一番好きな鳴き声である。

セミの声を聞くと、今年も本格的な夏が近いと感じる。

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ほおずきの実。

2014-07-09 15:13:04 | 日記・エッセイ・コラム

24節季の小暑となった、浅草の浅草寺では9日、10日にほうずき市が開
かれる、特に7月10日は功徳日と言って、この日に観音様にお参りすると
なんと、4万6千日分ものご利益が有るそうですので、お参りしてみては?

浅草まで出かける気はないが、今年は自分もほおずきの鉢植えを買って
育てている、ほおずきの青い実が下の方から、だんだんと赤く色付いて
行くのを見るのも、季節を感じる夏の楽しみの一つである。

子供の頃は、ほおずきの中の丸い実の種だけ取り出し、ふうせん代わ
りにして遊んだ事を懐かしく思い出す。

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梅雨寒。

2014-07-05 13:50:46 | 日記・エッセイ・コラム

朝から梅雨空で雨が続いて気温も上がらず、半袖では肌寒さを感じる様
な梅雨寒の一日となっている。

今年はまだ、30度を超えるような暑い日があまりないので、クーラーも使
わないで過ごせている。

外に出るのも億劫なので一日家の中で過ごす、窓から眺める隣の市民の
森も、このところ緑がいっそう濃さを増し、雨に濡れ鬱蒼と茂り、まるで緑の
壁のように見える。

雨降りだと鳥達もお休み?なのか、いつもはにぎやかなウグイス等、野鳥
のさえずりも聞こえて来ない、静かな森に細かい雨が降り続いている。

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半夏生。

2014-07-02 21:30:39 | 日記・エッセイ・コラム

今日は夏至から数えて11日目の雑節「半夏生」で、昔は農作業の大事
な節目で、この頃までに田植えを済ませて、この日の天候で稲作の出来
を占ったとも言われている。

今日の横浜地方は梅雨の晴れ間で、良い天気に恵まれたが今年の
稲作の出来は、はたしてどうだろうか?

近くの散歩コースの川沿いに、植物の半夏生(別名カラスビシャク)が
群生している所が有り、毎年今頃になると上の方の葉っぱが半分白く
なって、お化粧しているように見える事から、この名がつけられたとも
言われている。

この半夏生の葉が白く色付く頃になると、本格的な夏も近いと感じる。

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