![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/4a/538bcc68021a532341c963ffb6170754.jpg)
2011年5月19日のこのブログにもアップしていますが、たまたま撮った写真を見ていたら、まだまだアップしていない写真が数多くあり、整理のためにアップしていきます。
ちなみにこの時はちゃんと許可をいただいて入っています。途中で立ち入りできないようにゲートがあります。勝手に入る人もいるようですが、常識の範囲で行動してください。そうでないと2度と入れない状態になってしまいます。
ちなみにこの時はちゃんと許可をいただいて入っています。途中で立ち入りできないようにゲートがあります。勝手に入る人もいるようですが、常識の範囲で行動してください。そうでないと2度と入れない状態になってしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/7c/4ca3d0ca5c741d3a28660d3ed3c48ec5.jpg)
昭和40年頃まで千尋谷事務所(南大杉谷担当区の所管)があったところにそびえる一本杉。
千尋造林宿舎があり造林主体の作業員宿舎で、常時30人くらいが宿泊していたそうで、一本杉として関係者に親しまれ、根元に安全祈願の本体を祀り、無事故をお祈りしたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/85/239e818d2859e34a800d095c6b0c1fbf.jpg)
根本の祭壇跡かな?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/54/9ede1dde1e543100f83bc07b4c2b0224.jpg)
一本杉の横に立派な看板がありました。
「森の巨人たち100選 The 100 Forest Giants of Japan」
No.66「千尋一本杉」三重県宮川村
■樹種/スギ
■推定樹齢/400年以上
■樹高/45m
■幹周/8.13m
林野庁/大杉谷千尋一本杉巨樹・巨木保全協議会/巨木保護中央協議会
と書かれていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/5a/197504ce76dea257229aef68e79d584c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/e5/e854b5fda00dc5e2a45fcfa2c04517d9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/f2/34936ad19b5269e78b864b469f383873.jpg)
大杉の近くに残っていたお酒の瓶。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/49/7f76ae16caacb327afb7edf38cacdda5.jpg)
昭和41年まで大杉谷には索道があり、そこから多くの木が切り出され1000メートルを越える谷を人や切り出した木を運んでいました。
ここから遠くに見える山まで索道があったようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/15/960516348655cb26bc00bac793309dda.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/c7/9e1d6c3e19700f006a3194caca488b58.jpg)
索道のあった大杉谷の場所。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/19/6eda4837385a5f85abc84f08371cf0f7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/e4/a7875ab78b56744b159b7a7de946d893.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/32/3277ff79b499bc301b0601215cdf3c28.jpg)
索道の発着場に祀られている石仏。
事故のないように祈らずにはいられない高さの索道です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/32/8499d3478f81d5275e4554e9091cfc26.jpg)
高さ130メートルと言われる千尋滝の始まりです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/60/1d7c2f90f7b77c28801f91dd3408e206.jpg)
一緒に行った方に、ずいぶん心配されながら行きましたが、ここでウォータースライダーは絶対にしない。(誰もしないか)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/4a/538bcc68021a532341c963ffb6170754.jpg)
ここが限界。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/90/04083e73899f03bc7d6066490e44f2a8.jpg)
新緑の美しさに見惚れる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/2b/76c0632ad61e34623d1a5cc8ea88f4d5.jpg)
さて、生きてるうちにもう一度行くことがあるだろうか?
それは縁があればね。
それは縁があればね。
今思えば、もっと写真をたくさん撮ってくればよかったと思いながらも、行く道の険しかったことや、車高のあまり高くない車だったので、底が擦ったりするたび車から降りて下を覗き込んだり、帰り道では行きになかった岩が道の真ん中に落ちてたりと、ぞっとしたこともありました。
千尋谷事務所跡では、ダニが多く殺虫剤を足元から参加者全員がかけてもらったり、ヒルの多いところでもあったので、かなり神経を尖らせて巡った記憶があります。
貴重なツアーに参加させていただいた1日でした。
10年前の風景なのですが、あまり変わってないことを願いながらも、自然に返ってしまっているところも多いだろうなとも思います。
熊野・熊野古道の情報は「くまどこ」からどうぞ。