日本クマノザクラの会でクマノザクラの木で作っていただた試作品づくりに同行し撮影しました。
蒸し暑い中、さらに作業場で働く濱中さんは、桜の木を燃やす熱と、煙が目にしみる状態で、竹串に刺した魚の状態を見ながら小まめにひっくり返していきます。
最後の列の魚の尾が焼け焦げないように高く上げる工夫もしながら、より良いあぶりづくりに40年の経験と感で仕上げていきました。
この日は、小鯖とムツの2種類。
今年は水揚げされる魚が少なく、夕方4時ごろまでしたい作業もお昼過ぎには終わってしまうと嘆いていました。
クマノザクラのあぶりは、後ほど試食をおこない、今後の製品化などにできないか検討されていきます。
クマノザクラの木は、硬くゆっくりと燃える良い木だ、と言っていただけました。
良い香りがついていると思います。食べるのが楽しみです。