大分県玖珠町を走ると、各所に「豊後牛」のノボリが見受けられます。
この大きな看板用の牛の横にピカピカ・ツルツルのいかにも高そうな牛を発見しました、その名も「糸福号」です
横に糸福号を讃えた文章が・・・ふむふむ・・・なるほど
昭和58年に生まれて種牛として育成されたそうです。
なんと37,000頭を超える子牛達が生まれたそうです
この牛が豊後牛をブランド化させたのですね
でわでわ 近くの焼肉屋さんに食べに行ってみましょうか・・・ジュルジュル
探しに行って・・・
探して・・・
無い 無い 無い
仕方ないから近くの人に聞いてみましょう。
私 「もしもし、こんにちは」
地元の方 「はいはい」
私 「熊本から豊後牛に魅かれて食べに来たものですが」
地元の方 「あらあら」
私 「近くに美味しい焼肉屋さんは有りませんか?」
地元の方 「この付近には数件の焼肉屋さんがありますが・・・豊後牛は難しいですよ」
私 「えっ」
地元の方 「豊後牛は、大分・別府市内なら有りますが、地元で食べる所は少ないですよ、あっても糸福号の子孫ではなくて、普通の玖珠牛や豊後黒毛和牛です」
私 「そんな馬鹿な」
・・・と、端折って説明しましたが予約しないで飛び込みの場合高いそうです。
近くの焼肉屋さんに入って聞きましたが、ここは普通の韓国焼肉屋さんでした
携帯ナビで色々リサーチしましたし、良さそうなお店も見つけましたがダメでした。
ううっ残念です。
地元に居ても中々食べれないのですね、仕方ないので来た道を引き返しながら、よさそうなお店を探すことにしました。
そして見つけたのが・・・ここです
草むらの中に営業中の看板があります。
何を食べさせてくれる店でしょうか
門構えが・・・夜は入りたくなさそうな感じです
洋風でしょうか和風でしょうか
玄関です 横には提灯の表札
外に靴が見えてます
観る感じでは純和風です・・・ね
横には手洗いの水が・・・
紫陽花が浮かべてあり趣がありました。
うーん じゅんわふーです
ここで靴を脱いで入ります
さぁ 何屋さんでしょう・・・か
ウウッ ジュンワフーです
中に入っても柱や鴨居はピカピカです
古そうに見えて結構新しいのかも知れませんね
完全に Oh!Jyun Wahoo ! です
そして
出てきたのが、これですぅ
実はここは蕎麦屋さんでした
入ったのは偶然ですが、八代の刀削麺のお店のお兄さんのお店の蕎麦屋さんに食べに行ったときにココのチラシを見つけていました。
なんと、薬味の種類がハンパ無いです ってか、そんなのを頼んだのは私ですが
早速、食べてみると・・・お兄さんの蕎麦屋さんと同じ感じですホント良く似ています
もしかして、兄弟弟子だったのでしょうか、美味しく頂きました。
◇◇ 今回の反省点 ◇◇
確かに行き当りバッタリの旅も良いかも知れませんが、全く知らない所へ行く時は事前にリサーチして行った方が旅を満喫できますよね
せ~っかく 湯布院のすぐそばまで行ったのに・・・残念です
豊後牛が手打ち蕎麦に変わってしまいましたが、帰ってから調べると、玖珠の糸福を食べられる店も判明しました。
ちなみに6月25日に入荷しているのは「勝治」だそうです
今回の豊後牛は、名号『勝治』です。オス牛で月齢30ヶ月の豊後牛です。父が勝忠平、母方の父が糸治だそうです
次回は糸福号の子孫を訪ねて・・・の旅をお送りしたいですね