電気通信部の同級生から、彼の独り言が届いた。
HAMへの思い沸々と
先日、とある会合で、むかし熱中していたアマチュア無線の話題に出会いました。
この方も60超の年輩です。
CWですか、と聞いたら、電話ですとのこと。
わたしもいっしょです。
CWというのは、いわゆる、電鍵でモールス信号を打って通信する形で、アマチュア無線の王道やと言われてます。
わたしも一時練習して、かなりいい線まで行っていたのですが、しばらく止めたらすっかりわすれてて、諦めたという経歴があります。
以来専ら電話(マイクを使った通信)に熱中してました。
活動する場は、電波の伝わり方とか、地域とかで好みのバンド(電波帯)が異なります。
電波法でアマチュア無線のバンドは、HF帯(160m/80m/40m/20m/17m/15m/12m/10mバンド)、VHF帯(6m/2mバンド)、UHF帯(70cm/23cm/13cm/5cm、それ以上(SHF)の電波帯があって、それぞれに相応しい電波形式(CW/AM/SSB/FM/)で運用されます。

わたしはむかし、HF帯は10m(28MHz帯)とVHFは6m(50mHz帯)のSSBで活動してました。
当時(60年代~70年代)は太陽の黒点活動が活発で、通常飛びの悪いこの帯域でも低電力でも遠いところと繋がることがままったので、それを楽しんでいたわけです。
今は世の中はインターネットに代替わりしてアマチュア無線の世界は閑古鳥が鳴いています。
熱心に活動しているのはむかしとった杵柄をもってる高齢者がほとんどですね。
コミュニケーションの相手が少なくなってきているので、アマチュア無線家にとっては致命的な状況です。
なんとかこの状況が改まって多くの愛好家がこの世界に戻ってきてくれることを、念じて止みません。
無理かもね。
かく言うわたしもその世界に戻って活動したいところですが、今の自分の状態を考えると時間的にむずかしいかも知れません。
いまでもネットの活動に多くの時間を費やしすぎて余暇がないのた実状ですから。
それでも、何かきっかけがあれば、その世界に足を踏み入れたいと夢みているきょうこの頃です。
むかし作った7Mhzのダイポールアンテナは車庫の片隅で眠ったまま保管されてます。
以上、原文のまま。