早いもので12月がもう目の前。
霜が降りたり、水たまりに氷が張ったりと、冬の到来を感じるこの頃です。
そんな中11月24日から5日間、私は台湾南部にある国立屛東科技大学で講義をされる有馬会長・MAYUMIさんに同行させて頂き、暖かい台湾で研修をさせて頂きました。
日本から出るのは初めてで、どんな所かとワクワクドキドキしながら台湾に到着。店の看板には所々にひらがな交じりの日本語がみられ、走っている車の多くは日本のメーカーの車で、左ハンドル・右側走行をのぞけば、日本かと思うような風景がありました。
台湾滞在中は、以前協会に研修にいらして下さったS教授やSさん・Rさんはじめスタッフの皆様に台湾を案内して頂いたり、美味しい台湾料理のお店に連れて行って頂いたりと、大学での研修以外にも楽しい経験をさせて頂きました。3日目4日目の昼食は、S教授手作りの料理もご馳走になりました。
工作犬訓練学校では、S教授が専門の探査犬の訓練を体験させて頂きました。怒らない・できたら誉めるという訓練は、普段の協会での訓練でも同じ事なのですが、慣れない訓練に私はもたもたしてしまい、上手にやってくれた犬に感謝、でした。訓練7日目の犬達の訓練でしたが、30個ほどの空の段ボール箱の中に混ざっている、リンゴの入った5個の箱をぴたりと嗅ぎわける様子は見事でした。
社会化訓練のために大学の外に出かけましたが、突然放し飼いの犬が近寄ってきてビックリ。野犬というわけではなく、自由に行動している家庭犬達が多いそうで、連れて行った犬も吠えたり驚く事もなく慣れた様子でした。日常の中で自然に社会化が出来ているようです。事故が起こらないのかと心配にはなりますが。
また、S教授は忙しい時間をさいて、犬のマッサージについて講義をして下さいました。お話は英語を使われ、もったいない事におそらく私には半分程度しか理解出来ていないと思いますが、パワーポイントの画像はとても分かりやすいものでした。一緒に同行された元スタッフのSさんに通訳して頂きながらの受講で時間がかかり、実際に見せて頂く時間がなくなってしまい申し訳なくまた残念でした。勉強してぜひやってみたいと思います。
短い滞在でしたが、元気で有意義な研修を行う事ができるよう、“食”にも“住”にもいろいろとご配慮くださった大学の皆様、今回私の同行を準備し研修の機会をつくって下さった有馬会長・MAYUMIさん、そして快く研修に送り出して下さった協会スタッフの皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
有馬会長のブログに、台湾での様子が詳しく載っています。ぜひご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/moto_taka/e/3df96f854b3ff2667ff495c6aa543a88
日本聴導犬・介助犬訓練士学院第5期生 前田 来仁子
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