暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

単純な

2019年12月15日 | 古民家

 ぽかぽかと暖かい日だまり・・・

パチパチと爆ぜながら音を立て・・・眺める目に映り込む炎・・・・

火鉢の中で・・・時たまパチンと音を立て・・・じわりと身にしみる炭の炎・・・

一人キャンプに行かなくとも・・・火は・・・とても身近にありました・・・。

危ないからと・・・火事が心配だからと・・・

マッチを見かけない、100円ライターも子供は容易に手に出来ない時代です・・・。

不幸な事件が起きれば・・・刃物は危ない・・・目につかないように・・・手が届かないように・・・

いろんな経験も無く・・・人は成長せず・・・学ぶ場の多くは、普段の生活の中にあります・・・。

知識や多くの情報は手を伸ばせば、誰でも手に入れる事が出来るようになり・・・・

頭で想像する事は出来ても・・・現実と想像の境が解らず・・・

頭で理解するだけでは感じられない・・・心や体で体験する場がなくなっています・・・。

川の水の冷たさ・・・泥や土のネットリした感触に、サラリとした質感・・・

冷たい風が痛いと思える瞬間や・・・突き刺す暑さに・・・

足が上がらなくなるほど限界まで登る坂道など・・・

物があり過ぎ・・・モノで溢れかえる身近な世界には・・・

何を楽しみに暮らしているのか・・・?解らない人で溢れかえっているようで・・・

働いて食べて寝る・・・単純な生活の中に、学ぶべき姿が映し出されているように想います。

 

 

コメント
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