ぽかぽかと暖かい日だまり・・・
パチパチと爆ぜながら音を立て・・・眺める目に映り込む炎・・・・
火鉢の中で・・・時たまパチンと音を立て・・・じわりと身にしみる炭の炎・・・
一人キャンプに行かなくとも・・・火は・・・とても身近にありました・・・。
危ないからと・・・火事が心配だからと・・・
マッチを見かけない、100円ライターも子供は容易に手に出来ない時代です・・・。
不幸な事件が起きれば・・・刃物は危ない・・・目につかないように・・・手が届かないように・・・
いろんな経験も無く・・・人は成長せず・・・学ぶ場の多くは、普段の生活の中にあります・・・。
知識や多くの情報は手を伸ばせば、誰でも手に入れる事が出来るようになり・・・・
頭で想像する事は出来ても・・・現実と想像の境が解らず・・・
頭で理解するだけでは感じられない・・・心や体で体験する場がなくなっています・・・。
川の水の冷たさ・・・泥や土のネットリした感触に、サラリとした質感・・・
冷たい風が痛いと思える瞬間や・・・突き刺す暑さに・・・
足が上がらなくなるほど限界まで登る坂道など・・・
物があり過ぎ・・・モノで溢れかえる身近な世界には・・・
何を楽しみに暮らしているのか・・・?解らない人で溢れかえっているようで・・・
働いて食べて寝る・・・単純な生活の中に、学ぶべき姿が映し出されているように想います。