有名人のサインが書かれた色紙がずらりと並ぶお店・・・
色褪せた色紙から・・・ラップが張られた色紙・・・似顔絵が描いてあったり・・・
一言、言葉が添えてあったりと・・・ほぼ読めないサインに、誰それと振り仮名まで添えてある・・・
飲食店がほとんどで・・・いつの時代から始まったのか・・・誰が始めたのか・・・
かっこうのお店の宣伝・・・有名人も訪れるお店・・・誇らしくもあり・・・
訪れるお客様の目も楽しませてくれます・・・。
大きな梁や・・・太い柱・・・床板の裏や、壁板の裏に墨で書かれた落書き・・・?
上棟や竣工の時・・・携わる職人が残す自分の名前・・・・
年代が書かれ・・・名前が書かれ・・・自分の仕事を次の世代に残す・・・・
その建物に全責任を負う・・・そんな気持ちの表れでもあったのでしょうか・・・?
古ければ古いほど・・・筆で書かれた達筆な文字ですが・・・
現代のサインとは違い・・・あえて崩した文字では無く、古文書にでも出て来るような文字で・・・
書かれた板を額にでも入れて飾りたいくらい、立派な裏書きもあります・・・。
自分の名前や言葉が・・・読まれるのは少し恥ずかしものですが・・・
知ってもらいたいと思う気持ちもどこかにあり・・・
若かりし頃に・・・想い寄せる人に書いた文章などは、見られる訳ににもいかず・・・・
それぞれ考えた方は勝手なモノです・・・。
書き込みをするのは日本だけでは無いと思いますし・・・時代に関係も無く・・・
それが落書きであっても・・・・その時代を映す思いが書かれた言葉です・・・。
古民家から見つかる歴史的な発見や・・・当時の暮らしを思い描かせてくれる言葉や絵は・・・・
ワクワク・・ドキドキが詰まった・・・タイムカプセルのように想えます。