暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

サイン

2019年12月17日 | 古民家

 有名人のサインが書かれた色紙がずらりと並ぶお店・・・

色褪せた色紙から・・・ラップが張られた色紙・・・似顔絵が描いてあったり・・・

一言、言葉が添えてあったりと・・・ほぼ読めないサインに、誰それと振り仮名まで添えてある・・・

飲食店がほとんどで・・・いつの時代から始まったのか・・・誰が始めたのか・・・

かっこうのお店の宣伝・・・有名人も訪れるお店・・・誇らしくもあり・・・

訪れるお客様の目も楽しませてくれます・・・。

大きな梁や・・・太い柱・・・床板の裏や、壁板の裏に墨で書かれた落書き・・・?

上棟や竣工の時・・・携わる職人が残す自分の名前・・・・

年代が書かれ・・・名前が書かれ・・・自分の仕事を次の世代に残す・・・・

その建物に全責任を負う・・・そんな気持ちの表れでもあったのでしょうか・・・?

古ければ古いほど・・・筆で書かれた達筆な文字ですが・・・

現代のサインとは違い・・・あえて崩した文字では無く、古文書にでも出て来るような文字で・・・

書かれた板を額にでも入れて飾りたいくらい、立派な裏書きもあります・・・。

自分の名前や言葉が・・・読まれるのは少し恥ずかしものですが・・・

知ってもらいたいと思う気持ちもどこかにあり・・・

若かりし頃に・・・想い寄せる人に書いた文章などは、見られる訳ににもいかず・・・・

それぞれ考えた方は勝手なモノです・・・。

書き込みをするのは日本だけでは無いと思いますし・・・時代に関係も無く・・・

それが落書きであっても・・・・その時代を映す思いが書かれた言葉です・・・。

古民家から見つかる歴史的な発見や・・・当時の暮らしを思い描かせてくれる言葉や絵は・・・・

ワクワク・・ドキドキが詰まった・・・タイムカプセルのように想えます。

 

コメント
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