暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

2019年12月20日 | 古民家

 会社帰り・・・・さびれた町の片隅・・・迷い込んだ住宅街・・・・

ふらりと歩けば・・・そこには誘うようにヒラヒラと揺れる暖簾がぶら下がり・・・

少し褪せて・・・シミの出来た暖簾には・・・訪れた多くの人の記憶が残されています・・・。

布をまとい・・・布をかぶせ・・・布でくるむ・・・・

1枚の布を巧みに使い・・・暮らしの中、多くの場面で使われて来ました・・・。

着物を着こなす機会も・・・浴衣を身に着ける時間も少なくなり・・・・

箪笥にしまわれた着物や浴衣の行先は・・・骨董市か産業廃棄物・・・・

昔ながらに染められた柄にも・・・意味は込められ・・・・

四季や季節の節目・節目に意味があるように・・・暮らしの中で忘れないように・・・

多くの意味を込めて・・・語り継いで来た思いがあります・・・。

昔ながらの生活用具は・・・時代の変化で必要無くなって行くモノもありますが・・・

変化して来た事を教えてくれる大切な文化です・・・。

なんだか懐かしい・・・心落ち付く・・・つい引き寄せられる・・・・

そこには・・・多くを包み込む・・・布切れのような・・・・何でも包み込む・・・

風呂敷のような・・・つい、引き込まれる暖簾のような温かさがあるように感じます。

 

 

 

 

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