暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

荒れ狂う

2020年10月16日 | 古民家
 お天道様が元気な頃は・・・ヒョイと、ひとまたぎの川も・・・
グルグルと雨が舞えば・・・見た事の無い表情で荒れ狂う川になります・・・。
木造の橋が渡っている川も・・・幾度となく流され・・・
向こう岸が見渡せないほどの川に橋は無く・・・渡し舟も天気次第の曖昧さでは・・・
向こう岸に渡るのにも一苦労で・・・
お天気任せの毎日は・・・のんびり構えた暮らしが似合っていた・・・。

あるべき事が、あるべき姿で目の前に並べられて・・・
ある時、その一つがそろわない時・・・どうして良いのか右往左往してしまう・・・。
いつも不ぞろいなら・・・またいつもの事かと落ち着きを取り戻して・・・
何とかなるさと・・・ドシリ構えて、次なる手段に取り掛かる・・・。
自然相手では、そうせざるを得ず・・・それが本来の時間の流れなんだと思う・・・。

人の工夫が自然と一体となった橋は今も残され・・・
美しく・・・愛される風景と一体になって、この先も大切にされると思います・・・。
荒れ狂う川は人の手が入り・・・一旦は暴れん坊がいなくなっても・・・
海や森がそれ以上に荒れ果て荒れ狂い・・・川も、今まで見た事の無い顔を見せ始め・・・
これまでにない、慌ただしい暮らしが流れています・・・。
もう少しのんびり構え・・・流れに任せ、流れと寄り添う暮らしを見つめられたらな・・・と思います。





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