暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

清々しさ

2020年10月26日 | 古民家
 お天道様が、囲まれた山合いから姿を見せる頃、お家の廻りを掃き掃除する姿・・・
夕方・・・イライラした太陽が隠れる頃を待って、日暮れ時の打ち水・・・
夜気にあてられながら、ゆっくりと昼間の熱を下げてくれる・・・。
暮らし方の清々しさを感じる一幕である・・・。

家電製品や車と同じで・・・身近にいる修理屋さん、器用なおじさんが太刀打ち出来る機械は少なくなり・・・
ましてや、素人さんがどこをどういじくりまわしても直せない代物が増えてしまい・・・。
本職に任せないと修理出来ない暮しになってしまいました・・・。

そんな仕組みを望んで来たのも確かで・・・家事や住まいの暮らしをいかに快適で、楽をするか・・・。
今よりも、もう少し裕福な生活を・・・と夢見て走って来ましたが・・・
住環境が理想に近づくほどに・・・自然は、理想の姿から遠ざかるばかり・・・。
人の手の届かない所まで姿を変えてしまう暮らし方に・・・ひずみが生まれ・・・
自然が追いつかないほどの暮らしでは・・・心の落ち着きが無くなってしまい・・・。
穏やかな時の流れも・・・失ってしまうような気がします。





コメント
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