暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

生い立ち

2020年10月20日 | 古民家
 繊細ないろいろが、日本の良い所で・・・
食に暮し・・・おもてなしの心や気遣いの心で幸せな時間を造る事が出来る・・・
言われないと気付かない・・・見ているのに見えていない・・・
ぼんやりとした中に・・・キリリと引き締まる納まりがあって・・・
気持ちと行動が裏腹な・・・意外にめんどくさい所もありながら・・・
ほのぼのと落ち着くのかな・・・と思います・・・。

伝統も生い立ちが長すぎると・・・受け入れ難くなるのもので・・・
宮大工と言う言葉を聞くと・・・マイホームなど場違いな気がして遠慮してしまいそうですが・・・
社寺仏閣やお城が乱立する時代でも無く・・・人が減る一方の社会では・・・
柔軟に対応出来て・・・興味を持って仕事に向かう心が大切です・・・。
(あくまでも個人的な見解です。)
修行や師弟関係も影が薄くなって来た職人の世界も、住まい造りの変化で・・・危うい世界になってしまいました・・・。

古民家を残そう・・・大切にしよう・・・次の世代に繋ごうと言っておきながら・・・
一番大切な職人の世界が失われようとしているのに・・・何も出来ないでいて・・・
森を育む手助けをしている人達の育成もままならず・・・元気の無い木材ばかりが目に付いてしまい・・・
価格競争に乗り遅れた伝統が、ポツリと取り残されています・・・。
関わる多くの人の手に・・・こだわりを持って残そうとする技術に感謝して・・・
この先も伝統が伝統として・・・日本の良い技術が繋がるようにして行けたらと思います。



コメント
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