暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

道の流れ

2020年10月15日 | 古民家
クルマの歩く道・・・人が通る道・・・獣が進む道・・・物の怪が浮かぶ道・・・。 
いろんな道が、明日や明後日に向かい広がれば・・・ 
その先に、未来があって・・・見知らぬ世界があって・・・
交わる事が無い道に偶然ぶつかれば、何かワクワクする道に乗る事が出来るのかも知れない・・・。 

時間の流れは、時代ごとにその速さは違うかもしれなくて・・・ 
急いでも急いでも、歯がゆいほど前に進まないのは・・・自然の流れで進んでいたから・・・ 
急に走り出したのは・・・人の歩みで時代が進んで来たから・・・。
 自然に寄り添っていた古民家の暮らしは・・・そんな流れに漂う暮らし・・・ 
せかされた流れに乗れなくても、致し方ないと思いたい・・・。 

古い建物の材料を丁寧に残して、新しい住まいを造る・・・ 
森に育つ木材を、育った場所と同じ環境に合わせ・・・その性格を生かして住まいを造る・・・ 
素材造りに数年かけて・・・自然の力を借りて住まいを造る・・・
 自然の力を借りるには・・・手間暇も、じっくり時間を掛ける自然の流れも必要です・・・。
住まい方に必要な時間が早すぎると、とても多くの落とし物をしているような気がします。
コメント
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