四畳半・・・部屋の明かりは薄暗く、橙色にボロンと照らされ・・・
乳白色のガラスを通る光は、なんだかやさしく部屋を包んで・・・
広くもない部屋いる心の寂しさを・・・上手に癒してくれる・・・。
手作りの小さな飾りを身につけた、明治大正・・・昭和初期の電灯は・・・
とても魅力的で・・・植物や動物を小さく使い、無駄に大きくない小ぶりな姿・・・
ゆがんだガラスにすりガラス・・・乳白色の厚みあるガラスも華奢な薄いガラスも・・・
手作りの良さや・・・量産と言っても、つたない工程が目に見えるような造りに・・・
人間味あふれる優しさが、とても楽しいと思える・・・。
残されたモノを再利用する事に、ここまで苦労する今とは違い・・・
古いものを利用する事でしか、暮らしを守れなかった現実があって・・・
致し方なく再利用していたのかも知れませんが・・・
その中で生まれた文化の大切さや・・・地域や自然と共存する想いはあったんだと思います・・・。
直すよりも新しく買ったほうが簡単な暮らしに・・・どうしても違和感を覚えるのは・・・
何か見えないものに負担をかけているような気がするから・・・。
体も心も落ち着く地域造りや・・・暮らしの育て方を考えてみたいと思います。