グラグラと、バスに揺られる旅の空・・・
峠の坂道を・・・息も絶え絶えに頑張るバスの姿は消えて・・・
小さな茶屋のひと時も・・・風情ある時間も・・・色あせた写真の中に納められてしまう・・・
ゴロゴロ道に速さを求めても・・・体は悲鳴を上げて・・・
舗装された道に窮屈な時間は無くても・・・記憶に残らない時間が悲鳴を上げている・・・。
穏やかな時間が静かに流れるひと時・・・
スポーツで汗を流して・・・仕事で喜んでもらえて・・・
欲しかった物が手にはいって・・・何もかもから切り離された場所に立って・・・
無いものねだりで、我儘と手を取り合う間は・・・いつまでも駆け足で・・・
穏やかな時間に怯えているのかも知れない・・・。
太陽と共に暮らしが流れている時・・・一人で出来ないことは仲間の助けを借りて・・・
助け合いの中で・・・あきれるくらいの時間は流れて行きました・・・
時間に限りはあっても・・・積み上げる無骨な力が人を育てて、地域を強くしていく・・・。
住みやすく・・・穏やかな時間の暮らしは、そうやって自分達で造り上げた場所なのかも知れません。