冷たい雨上がり・・・白い雲はぺろりとはがれ、青い空が顔を見せて・・・
ほがらかな日差しが小春日和を運んでくれば・・・
水たまりに映る景色は、鏡のように空を真似て・・・
きれいでもない、水たまりを主役に迎えてくれる・・・。

見る人によれば・・・古民家の暮らしは、江戸時代で見かける世界なのかも知れない・・・。
4畳半1間の共同トイレは、ドラマや若手芸人さんの世界なのかも知れない・・・
見る方向や・・・気付く位置・・・想像出来る知識の多さで、見える世界も考え付く答えも違ってくる・・・
同じように育った人でも、持って生まれた個性で・・・好きになる人も好きな色も、変わってくるかも知れない・・・。

泥が跳ねて・・・小石が踊って、タプタプと濁って溜まった水たまりも・・・
トンボやカエルは浮足立って・・・丸い小鳥は羽をバタつかせ・・・
ただの汚い水たまりと思うのは・・・濁って大きくなった眼の中だけなのかも・・・。
大切さを感じる感性は・・・これから繋げる学びの中にあるんだと思います。