暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

想像

2021年10月25日 | 古民家
 鼻の長い動物がいるそうな・・・首がズンと長い馬がおるそうな・・・
幽霊や妖怪を物語をのせるように・・・見知らぬ国から訪れる動物を想像する人の群れは・・・
喜怒哀楽、踊りだして・・・小さな想像は、遠くに流れる水平線のように広がる・・・

ちょんまげを前に、いつもの風景の中で暮らす人の群れが・・・虎や獏を見るまでは・・・
奇々怪々な姿で、屏風や掛け軸の中に閉じ込めていました・・・。
外国との関わり合いが増えて・・・動物だけで無く、珍しく怪異な食習慣も広がって・・・
単調でおもしろくもない伝統は・・・少しづつ変化が生まれる、新しい命の始まりです・・・。

一人では、どんなに頑張っても限界があるように思えて・・・
グチャグチャと混ざり合えば、怒りもあれば笑いも生まれて、複雑になってややこしくても、不思議な世界も生まれて来ます・・・。
伝言ゲームみたいに繋がって来たけれど・・・一子相伝ゆえに失われた伝統も数知れず・・・
生き物が生きる知恵を生かして・・・たくさんの変化の中から選びに選んで今がある・・・
古い暮らしが、自然にやさしいとしても・・・住まい方の変化を選んで来たのは先人からの教えで・・・
選抜されてきたのかも知れないけれど・・・この先に進む道を選ぶのも自分たちだとするなら・・・
グルンと面舵一杯方向を変えて行くのも・・・新しい命の始まりになると思います。

コメント
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